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2019.03.08

【報告】東日本大震災追悼法要で、学生スタッフが復興支援活動について報告しました。

2011年3月11日に東日本大震災が起こってから、8年が経とうとしています。この間、龍谷大学では毎年ボランティアバスで学生たちが現地に赴き、復興支援活動を行ってきました。また、毎年震災の日が近づくと追悼法要が行われています。

今年も3月6日(水)に、瀬田キャンパス樹心館にて東日本大震災追悼法要が執り行われました。勤行と農学部杉岡教授の講和の後、瀬田キャンパス学生スタッフの大屋晴太郎さん(農学部1回生)が活動報告を行いました。
報告では、「東日本大震災復興支援ボランティア活動で宮城県石巻市へ行き、そこで感じた“復興とは何か”という思いを胸に、福島スタディツアーに参加した。ハード面の復興だけでなく、人の心の復興にも目を向ける必要があると感じた。東日本大震災は過去の話ではなく現在進行形だと気付いた。これはあくまで自分個人の想いなので、ぜひ、みんなにも現地へ行って自分の目で見て感じてほしい。そして、自分事として考えてほしい」と語っていました。

また、続いて3月8日(金)には大宮キャンパスと深草キャンパスでも同法要が執り行われ、深草キャンパス顕真館では勤行と入澤学長の講和後に、学生スタッフの西山大樹さん(政策学部4回生)が活動報告を行いました。
報告では、「中学生の頃に東日本大震災が発災し、当時の自分は大変だと思ったが、その後はあまり関心を向けることなく大学生になった。先輩たちが東日本大震災の復興支援ボランティアについて熱く語り合っている姿に刺激を受け、自分も参加してみた時に被災地の現実を目の当りにし、そこで出会った人たちの強さに圧倒された」と語りました。
ショックを受けつつも学び、悩み、考えたこと、そして今後どうしていきたいのか、心の変遷とこれからの想いについて「自分にできることは震災や復興について向き合い、考え続けることだと思ったので、この1月に学内で震災に関する展示やワークショップを行った。どこまで伝えられたかは正直わからないし、卒業後も自分は関西に住んでいくだろうが、復興支援ボランティアや福島スタディーツアーなどを通して見聴きし、感じたことを周りに伝えられるパワーのある人間になりたい」と結びました。

顕真館(深草)、樹心館(瀬田)では、復興支援活動の展示を3/19(火)の15時まで開催しています。


瀬田の法要の様子


瀬田キャンパス学生スタッフ1回生の大屋晴太郎さん


瀬田の展示@樹心館


深草の法要の様子


深草キャンパス学生スタッフ4回生の西山大樹さん


深草の展示@顕真館