Need Help?

News

ニュース

2019.02.05

【報告】ボランティアリーダー養成講座 第2回「コミュニケーション力UP~自分と周りがイキイキ活動できるグループ運営のために~」を実施しました。

 ボランティア・NPO活動センターでは、既にボランティア活動などを始めている学生向けに「ボランティアリーダー養成講座」を毎年2回実施しています。(第1回はこちら)
 2019年2月4日(月)に第2回目として、NPO法人 場とつながりラボ home’s viの山本彩代さんを講師に迎え、ボランティア活動に大切なコミュニケーション力を高める講座を実施しました。山本さんは学生と近い年齢でありながら、学生時代の経験からファシリテーターとしてまちづくりにも関わっておられます。
 43名の参加学生たちは9つのグループに分かれ、山本さん提案の以下のプログラムに取り組みました。

■講座内容:
1.4つの窓(自己紹介)
  各自の名前、普段していること、近況、今の気持ちなどをグループ内で共有
2.絵の伝達競争(アイスブレイク)
  お題①~⑩を絵だけで伝え、グループ対抗で早さを競う。
3.講師の自己紹介と学生団体時代の体験談
4.いいはなしあい わるいはなしあい(グループワーク)
  今まで経験した話し合いで悪い印象のものと、どんな話し合いが良いのかをグループ内で出し合い、全体で共有
5.ミニ講義
  会議を行う際に大切にしたいOARR、見える化、ゴールと目標の話
6.自己共感と4つの耳(グループワーク)
  話し合いの中で自分自身や相手を非難してしまう状態をジャッカル、受入れて心を開いている状態をキリンに置き換え、それぞれの役割で意見を言い合う。
7.気づきや感想の共有
  4のワークでいいね!と思った意見に★マークをつけていく

 山本さんの話し方がとても聞きやすく、まさに「話しやすい雰囲気」で講義が進みました。最初少し緊張気味だった学生たちも、アイスブレイクやワークが進むにつれて活発に意見交換できるようになり、以下のような感想が得られました。
 今後もボランティア・NPO活動センターでは、参加学生が色々な気づきが得られるような講義を提供できるよう取り組んでまいります。

■受講者感想抜粋:
・今、自分たちがしているミーティングが良いものなのか悪いものなのか、客観的に見て考えられる機会になった。相手や自分を否定したり決めつけたりするのではなく、想像力を豊かに、色々な視点でとらえていくことが大切なのだと思った。
・話し合いは自分だけで成立するものではないので、相手を尊重しつつ自分の意見を出すことが大切だとわかりました。明日からできることを考えられたので、早速実行したいと思います。
・人と話し合いをすることはとても難しいけど、この講座を受けて恐れずに話し合いをして、もし雰囲気が悪くなっても「ウェルカム・トラブル」と受け止めて頑張って行きたいと思った。
・4つの耳で聴くワークが難しいと感じたということは、普段できていないということだとわかったので、たくさんの視点から物事を見る練習をしたいと思いました。
・自分自身話しやすい場と話しにくい場、MTの課題などがいろいろあったのをうやむやにしている部分があったので、この機会にもっと深くチームでの話し合いについて考え、分析して次年度より良いものにしていけたらと感じた。


講師の山本彩代さん


4つの窓(自己紹介)ワークの様子


絵の伝達競争(アイスブレイク)では大いに盛り上がりました


上手く描けたグループの絵を見て回っています


話し合いについてのグループワークでは、真剣な表情で意見交換


4つの耳のグループワークの様子


いいね!と感じた他グループの意見に★マークを付けて回りました