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2019.10.17

【報告】大津祭でボランティア協力(滋賀県大津市)

 江戸時代から約400年続く大津祭(国指定重要無形民俗文化財)の本祭が10月13日(日)に行われました。43名の本学学生がボランティアに参加し、地域の方々と一緒に伝統行事を盛り上げました。14年目を迎える大津祭のボランティア協力ですが、今年はボランティア参加する学生に曳山展示館での勉強会への参加を呼びかけ、大津祭の歴史について学んでから、ボランティア当日を迎えました。
 前夜の宵宮が台風のため中止となり、本祭の開催も心配されましたが、天候が回復し、豪華絢爛な13基の曳山が大津のまちを巡行しました。学生は、西王母山の曳山の綱曳きと、曳山巡行ルートの観客安全管理、神輿巡行ルートの観客安全管理のボランティアを担いました。
 大津祭は地域の方にとって特別な祭りです。その運営には多くのボランティアが関わっています。地域の方とボランティアが協力し、一体となって祭を作り、そして未来へつないでいく一部に関わらせていただきました。

【参加学生の声】
・長時間の活動でかなり疲れたが、それ以上に充実感、達成感があった。
・去年も参加して、とても楽しかったから今年も参加した。まちの人が「去年も来てくれたよね」と覚えていてくださって嬉しかった。
・活動に空き時間があったので、別の活動(ごみ拾いなど)があると良いなと思った。
・事前に勉強したり体験したりする機会があり、それが当日に活かされたのでよかった。

【企画リーダーの学生スタッフの声】
 勉強会などを実施し、大津祭当日に向けて準備をしてきましたが、台風の影響で本祭の実施が危ぶまれ、当日まで不安な日々でした。無事に実施され、事故なく活動を終えることができてよかったです。大津祭は400年以上続く伝統ある祭で、その祭を継承するためにボランティアとして参加できたことを大変嬉しく思います。振り返りの中で、参加学生からは、参加してよかったという声や、運営に対する意見が出ました。企画メンバーだけでなく、大津祭曳山連盟の方とも意見を共有していきたいと思います。