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2019.10.24

【報告】第29回深草ふれあいプラザに52名の学生が協力(京都市伏見区)

 『深草ふれあいプラザ』(通称、ふれプラ)は、龍谷大学が位置する深草地域5学区の地縁団体や小学校、行政などが協働して毎年実施している秋の恒例イベントで、藤森神社で行われています。
 第29回を迎えた10月20日(日)、ボランティア・NPO活動センターから総勢52名の学生が参加しました。センターを通じてふれプラに龍大生がボランティアとして参加させていただくようになってからは、9年目になります。このイベントに協力し、運営側の皆さんや来場者との交流を通じてボランティア活動の楽しさを知るきっかけにしてもらおうと、学生スタッフが地域と龍大生を繋ぐ役割を担っています。

 活動にあたり、学生スタッフは参加学生に深草地域について知ってもらうため、10月15日~17日に学内で事前勉強会『ふれあいの集い』を設けました。イベント前日は雨で開催が心配されましたが、当日は秋晴れで時おり汗ばむほどの陽気となりました。
 多くの来場者で賑わう中、学生たちは模擬店の販売補助や順番待ちの看板案内役、リユース食器の回収補助などで、地元の皆さんとふれあいながら活動しました。また、センターのブースでは災害時の豆知識やボランティアについての展示と、子ども向けに輪投げで遊ぶコーナーも設けました。その他にも、学生スタッフはステージでの5学区対抗企画の司会と運営補助を担い、各学区の出場者に声掛けしながら進行しました。

 このボランティアに参加したことで、他のボランティアや深草地域のイベントに積極的に参加するようになるなど、活動の幅を広げるきっかけになることを期待しています。


【このボランティア企画の学生スタッフ責任者の声】
 私たち学生は同世代の人と関わる機会が多い一方で、他世代の人と交流する機会は乏しいのが現状です。世代間や地域間の交流が盛んな深草地域でも、学生などの若い世代の参加が少ないように感じています。龍谷大学生がこのボランティアに参加することで、学生と地域の人々が交流できる機会となり、参加者自身が深草地域の一員であることを認識するきっかけになればと思い、このイベントに協力しました。

 事前勉強会『ふれあいの集い』で使用したスライドは、深草地域の歴史や名産品などの魅力を伝えるために企画メンバーが調べ出したオリジナルのもので、明るい雰囲気で発表ができたので参加学生は興味を持って話を聞いてくれていたと思います。当日は、主に模擬店の販売補助やリユース食器、ゴミ回収に担当を割り振って活動し、どこのブースでも学生ボランティアが精力的に活動をしていて輝いていました。

 参加者アンケートでは「様々な方と交流ができた」「またボランティアに参加したい」という感想が多くみられました。ボランティアの啓発や最初の一歩を踏み出してもらうために行った企画なので、私たち学生スタッフにとっても一般学生にとっても有意義な企画になったのではないかと感じています。


来場者から注文を聞く最前線で活動


1回生も頑張っています


ゴミ分別ブース


案内板を持つ役割も楽しみながら


ボラセンブースでは輪投げを提供


ステージの5学区対抗戦では司会と運営


バックステージの様子


約50名の龍大生ボランティア