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2019.11.12

【報告】南区民ふれあいまつりに20名の学生が協力(京都市南区)

 爽やかな秋晴れの11月10日(日)、『南区民ふれあいまつり』が東寺境内で行われ、龍大生がボランティアとして参加しました。「ちびっこひろば」という子ども向けのエリアでボランティア・NPO活動センターが工作や遊びのブースを出し、約20名の学生が子どもたちをはじめとする来場者とふれあいながら活動しました。

 毎年たくさんの人で賑わうこのまつりは、地域住民相互の町に対する愛着意識を高め、交流とふれあいを深めることを目的として開催されています。センターの学生スタッフが、同じ龍大生にボランティア活動の楽しさを知るきっかけにしてもらおうと参加させていただくようになって、今年で5年目になります。

 工作ブースでは、紙コップの底をくりぬいてカラーセロファンを貼り、ビー玉を入れた『虹色望遠鏡』を用意し、来場した子どもたちが自分の好きな絵をかいてコップに巻き付けます。用意した約300個がまつり終了前に無くなってしまうほど、たくさんの子ども達が来てくれました。学生たちは、作り方の説明や絵を描く子どもたちの補助、できあがったものを陽にかざして一緒に覗いてみたり、来場者をブースに呼び込むなど、積極的に活動していました。 

 また、ペットボトルで作った空気砲で射的のように遊ぶブースでも、子どもたちの行列ができて大盛況でした。倒した数によってお菓子を用意していましたが、こちらも途中で無くなってしまったにもかかわらず、その後でもたくさんの子どもたちが何回も並んで挑戦してくれ、約480人が遊んでくれました。ボランティア参加者も時間が経つにつれ笑顔が増えていき、迷ってる子に声かけをするなど積極的に関わろうとする姿を見ることができました。

【このボランティア企画の学生スタッフ責任者の声】
 現在の龍谷大学では、まちづくりに関わり地域住民と接することが多い学部もありますが、そういった機会が少ない学部生にもボランティア活動を通して地域に関心を持ってもらい、地域の方々と交流できる場を提供したいと思いました。また、世界遺産を会場に活動できるのは他のボランティアにはない魅力でもあるので、毎年このまつりに参加させていただいています。
 ボランティア参加学生のアンケートでは、「楽しそうな子どもを見て自分も楽しくなった」「地域の方々との交流、触れあいも重要であると学ぶことができた」などの感想や、地域のおまつりなどで地元住民の方々と関わるボランティアにまた参加したいという意見も多くありました。子どもと関わる事を通して地域の方々とも繋がれるような機会になったのではないかと思います。今回参加してくれた学生にとって、今後のボランティア活動のきっかけになれば嬉しいです。


楽しいよ!と子どもたちへ積極的に声掛け


虹色望遠鏡工作ブース


まずは作り方を説明


小さな子には丁寧にサポート


どんな風に見えてる?


空気砲ブース


空気砲で当たった数のお菓子をプレゼント


「3回当てるんだよ」「OK!」