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2017.07.19

龍谷大学と滋賀県中小企業団体中央会とによる「2017年度 産学連携コンソーシアム交流イベント」を開催

 2017年7月19日(水)、本学瀬田キャンパスRECホールおよび理工学部研究施設にて「2017年度 産学連携コンソーシアム交流イベント」を開催しました。

 「産学連携コンソーシアム」は、滋賀県中小企業団体中央会(以下、中央会)と本学龍谷エクステンションセンター(以下、REC)が共同で運営するコンソーシアムで、2014年3月に締結した「産学地域連携基本協定書」の協定に基づく連携事業のひとつです。コンソーシアム内では、会員企業への技術支援、本学学生との交流機会の創出などに取り組んでおり、今回の交流イベントもその一環として開催しました。

 第Ⅰ部では、中央会から産学連携コンソーシアムの概略、今後の展望について説明された後、龍谷大学より今年度のコンソーシアム事業について説明しました。その後の瀬田キャンパスの見学会を実施する前に、見学する研究施設の担当教員である、大柳満之 理工学部 物質化学科 教授、小川圭二 理工学部 機械システム工学科 准教授より、それぞれの研究室の概要を発表しました。

今回の見学会では、「革新的プロセスによる新無機材料の研究」(大柳研究室)、「先進的な生産加工技術とシステムの研究」(小川研究室)の見学で、1号館(2フロア)、第1実験棟、HRC棟(ハイテクリサーチセンター)の4か所を周り、見学時間は約1時間でしたが、教員や学生の説明に聞き入った参加者からは、時間が足りなくなるほど熱心な質問が出されていました。

 その後、理工学部6学科と農学部のそれぞれの教員による学科・シーズ紹介を行いました。コンソーシアム会員企業のほとんどが、ものづくり企業ということもあり、参加者は学科・シーズの紹介にも熱心に耳を傾けていました。

 第Ⅱ部では、本学理工学部、農学部の教員を交えた懇親交流会が行われました。会場にはそれぞれの研究シーズや学部紹介等のポスターも展示され、会員企業とREC及び中央会とが交流を深める機会となり、参加者それぞれの取り組みを共有する機会となりました。

 今後も、本学と中央会では「産学地域連携基本協定書」に基づき、滋賀県内の中小企業支援に両者が一体となって積極的に取り組んでいく予定です。