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2014.12.17

【報告】 わが心の旅路-團藤重光文庫受贈記念展示会を開催しました

 去る12月1日から12日間、團藤重光文庫受贈記念の展示会を開催いたしました。展示会の開催期間中には、遠近各地320名(内訳:学生が201名、一般119名)の皆様にご来館いただきました。ご来館いただきました皆さま、本当にありがとうございました。また、展示会開催にあたりまして、ご支援ご協力をいただきました関係各位に対しまして、深く感謝申しあげます。

■團藤先生について
 團藤重光先生は,1913(大正2)年11月に山口県で生まれた後、岡山県で幼少年時代を過ごされた。1935(昭和10)年に東京大学を卒業された後,東京大学教授,最高裁判所判事,東宮職参与,宮内庁参与,龍谷大学客員教授等を歴任された。その一方で、死刑廃止運動や少年法改正反対運動にも関与された。1995(平成7)年には、文化勲章を受章された。2012(平成24)年6月25日に永眠。團藤先生は,長らく刑法学や刑事訴訟法学などの学術の発展に尽くされたほか,判例法の展開,立法への参与など,様々な分野において,多大な寄与をされた。團藤先生の作り上げてこられた業績は,深いばかりでなく,幅広い領域に及んでいる。
 團藤先生は,内外の書籍をはじめ,所属されていた大学や審議会などの各種資料,ノート,原稿,日記,手帳,写真,絵画,書簡類など,多種多様なコレクション(「團藤重光文庫」とよぶ。)を所蔵されてきた。これら一切の團藤重光文庫について,生前,先生は,本学に寄贈されるご意思を示された。このご意思に従い,2012(平成24)年12月には、一切の受贈を完了した。
 このたび日本更生保護学会第3回大会(12月6日・7日)が本学深草キャンパスを会場に開催される機会に合わせて,團藤重光文庫受贈記念展示会を開催することにした次第である。

■主催
 矯正・保護総合センター 團藤重光文庫研究プロジェクト


展示会開会を宣言する福島至センター長


展示会開会に駆けつけた来場者


最高裁判所判事退官当日の写真


團藤氏の足跡を示した年表と来場者


最高裁判所判事時代の資料と来場者


来場した学生と説明する福島センター長


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