2015.09.15
第15回薬物依存者回復支援セミナー IN SEOULを開催
このたび、龍谷大学矯正・保護総合センター「法と心理プロジェクト(薬物依存の社会復帰)」が、薬物依存者の回復を支援するモデルプログラムの紹介とそれを実践するファシリテーター・コーディネーターを養成する薬物依存者処遇プログラム研修「第15回薬物依存者回復支援セミナー IN SEOUL」を下記のとおり主催します。
〇企画の趣旨と挨拶
DARS(Drug Addicts Recovery Support )の薬物依存者回復支援者研修セミナーも15回目になりました。今回は、韓国ソウルにて、ポルトガルの薬物政策の報告や来年6月に日本で施行を控えた「刑の一部執行猶予制度」を素材に、シームレスな支援とは何かを考えてみたいと思います。
みなさんの中には、日々の活動の中で、さまざまなトラブルに直面し、難しい問題に向かい合っている方々もいらっしゃると思います。 みなが抱えている問題を持ちより、それを分かち合って、一緒に考えてみることにしましょう。何か、解決の糸口を見つけることができるかもしれません。みなさんも、何かひとつ課題を持ってお集りください。
〇テーマ:「薬物政策への新たな挑戦~ドラッグ・コート構想の東アジア的展開」
〇日時:2015年10月4日(日)・5日(月)
〇場所:<10月4日>
ソウル・インターナショナル・ユースホテル(添付ファイルを参照)
<10月5日>
乙支大学 城南キャンパス ミレニアムホール(添付ファイルを参照)
■第1日目(10月4日) 13:00~18:30 クローズド(要申込み)
世界の薬物政策
① 「ハーム・リダクション?ポルトガルの実践?」 丸山泰弘(立正大学)
② 「ドラッグ・コートの長所と限界」 尾田真言(NPO法人APARI)
③ 「ドラッグ・コートからハーム・リダクションへ」 石塚伸一(龍谷大学)
韓日の薬物政策
① 「日本における刑の一部執行猶予制度の問題点」 高橋洋平(弁護士)
② 「韓国の実情」 IL KYEONG CHU(円光デジタル大学)
③ 「薬物乱用に対する法的対策」 EUI YEON CHO(ソウル南部地方部長判事)
ディスカッション
懇親会(韓国麻薬退治センター主催)
■第2日目(10月5日) 9:30~16:30 オープン
薬物対策への新たな挑戦
① 「薬物政策への新たな挑戦」 石塚伸一(龍谷大学)
② 「ダルク30年を前に」 近藤恒夫(日本DARC本部)
③ 「“DARS FORUM” 世界の薬物乱用政策の要約・発表」SUNG NAM CHO(乙支大学)
昼食
日本の回復支援
① 「ダルク(DARC)の4つの条件」 加藤武士(木津川DARC)
② 「薬物依存者の”生きる”を支援する」 市川岳仁(三重DARC)
韓国の薬物政策の動向と回復支援
① 「韓国の薬物依存治療」 SUNG NAM CHO (乙支大学)
② 「韓国の薬物政策の現状と代案」IL KYEONG CHU(円光デジタル大学 中毒リハビリ福祉学科)
③ 「韓国DARCの活動」 李(松浦)良昭(SEOUL DARC)
④ 「犯罪被害者支援協会の活動」 MIN SOOK AN(KOVA)
総合ディスカッション
閉会・記念撮影
※運営の関係上、プログラムの時間が変わることがありますので、ご留意ください。
■問い合わせ先:
SEOUL DARC:Seoul, Yangcheon-gu, Mok-dong, 231-225
TEL&FAX:(韓国)070-7363-2878 :(日本)070-7392-6036
E-mail: korea.darc@gmail.com DARS
■主催:龍谷大学矯正・保護総合センター「法と心理プロジェクト(薬物依存の社会復帰)」
■共催:韓国麻薬退治センター / 乙支大学 / 乙支中毒研究所 / 円光デジタル大学 中毒リハビリ福祉学科中毒
フォーラム中毒専門家協会 / ACADCI /中毒臨床心理士協会 / 中毒社会福祉士協会 /
乙支中毒フォーラム /三育大学協力:DARS / NPO法人APARI / 木津川.三河.三重.SEOUL・DARC /
日本DARC.本部.アウェイクニングハウス
