Need Help?

News

ニュース

2016.09.29

ラウンド・テーブル「国際人権法と死刑廃止」の開催について

新聞報道等でも伝えられているように、本年10月6・7日に開催される日本弁護士会人権擁護大会(福井)において、日本弁護士連合会は、死刑廃止に向けて、大きな一歩を踏み出そうとしています。同大会ではW・A・シャバス教授が、国際人権法の観点から、死刑廃止について講演される予定です。
この機会に、龍谷大学矯正・保護総合センター刑事司法未来プロジェクトでは、同教授とともに、この問題についての意見交換の機会を設けたいと考え、下記の要領で、ラウンド・テーブルを開催したいと思います。
ご多忙とは存じますが、是非ともご参集いただきますよう、お願い申し上げます。


日  時 : 2016年10月7日(金)17:30~19:30

場  所 : 龍谷大学矯正・保護総合センター(至心館1階)

対  象 : 刑事法および国際人権法に関心をお持ちの方

テーマ : 「国際人権法と死刑廃止」(ラウンド・テーブル方式)

話題提供 : ウィリアム・A・シャバス(英国ミドルセックス大学)

通  訳 : 笹倉香奈(甲南大学)




刑事司法未来プロジェクトは、弁護士金子武嗣積立金によって運営されています。

〔シャバス(William Anthony Schabas)教授の略歴〕
 1950年11月19日、オハイオ州クリーブランド生まれ。国際人権法、ジュノサイド法および死刑問題に関する世界的研究者。英国ミドルセックス大学(国際法)およびオランダ国ライデン大学(国際人権法)の教授。
 2009年、ジュノサイド研究者国際学会の会長に選出された。カナダ・オフィサー勲章受賞者、アイルランド王立アカデミー会員、ユダヤ人迫害犯罪を捜査するルネ・カサン研究所の運営委員などを務めている。著書・論文は多数あるが、邦訳として、ピーター ホジキンソン= ウィリアム・A. シャバス(菊田幸一監訳)『死刑制度』(明石書店、2009年)、ウィリアム・シャバス、(鈴木直訳)「勝者の裁きか、正義の追求か―国際刑事裁判の使命」(岩波書店、2015年)がある。