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2017.01.20

2/11 第5回B級法教育フェスタの開催

 龍谷大学矯正・保護総合センターでは、本学社会科学研究所プロジェクト「熟慮型・表現メソッドを活用した法教育に関する研究」が主催する第5回「B級法教育フェスタ」に共催することとなりました。
 つきましては、下記のとおり第5回B級法教育フェスタを開催しますので、興味・関心のある方は、奮ってご参加ください

「昔話法廷を百倍楽しむ方法 ~模擬裁判で学ぶ法教育~」


日時   2017年2月11日(土)10:30?17:00

場所   龍谷大学深草学舎至心館1階 矯正・保護総合センター模擬法廷

趣旨:

 内閣府の調査によれば、裁判所に行ったことのある市民は13パーセントにすぎません。ところが、裁判員裁判の実施にともない、選挙権のある市民は、突然、裁判所に呼ばれ、裁判員として裁判にかかわることになりました。
 裁判員裁判の制度が適正に運営されるためには、すべての市民が、小・中・高の初等中等教育において、模擬裁判を体験し、刑事裁判とはなにか、を知っている必要があります。模擬裁判を経験したこどもたちは、事件の意味を考え、裁判官・検察官・弁護人等を演ずることによって、洞察力や考察力、表現力が飛躍的に成長します。このことは、高校生模擬裁判甲子園を体験した卒業生たちの「目」が証明しています。ところが、教育の現場では、ほんのわずかな高校でしか、模擬裁判は行われていません。それは、指導に当たる先生たちが、裁判に参加したことがなく、模擬裁判を体験したこともないからです。
 そこで、わたしたちのチームは、模擬裁判を体験し、一緒に創りながら、だれでも模擬裁判を創るメソッドを開発しました。ナビゲーター(水先案内人)は、高校生模擬裁判優勝校監督、NHK“昔話法廷”法律監修者、大学教授、弁護士、修習生、法科大学院生などのチームです。
 この機会に、是非ともご参加ください。

 ナビゲーター(水先案内人)は、高校生模擬裁判優勝校監督、NHK“昔話法廷”法律監修者、大学教授、弁護士、修習生、法科大学院生などのチームです。



対象:

模擬裁判をやってみたいと思っている教員・弁護士・学生・市民のみなさん(教育機関等の研修にもお使いください。)




プログラム
10:30~10:45 はじめに
10:45~11:30「楽しく学べる法教育?裁判って、こんなふうになってます。?」
            石塚 伸一(龍谷大学大学院 法務研究科教授/弁護士)
<矯正・保護総合センターの模擬「取調べ室」「接見室」「少年審判廷」「裁判員法廷」などを見学していただきます。>
=休憩=
11:45~13:00 ランチョンミーティング(みんなでランチをとりながら。軽食を用意します。)
「みんなの法教育?法律監修者から聴く、NHK“昔話法廷”を十倍楽しむ方法?」
            今井 秀智(リーガル・パーク/国学院大学教授/弁護士)
            <「昔話法廷」を鑑賞し、法教育教材としてどう使うかを伝授します。>
=休憩=
13:15~14:00「模擬裁判の指導法~大事なことは何か?」」
            札埜 和男(京都教育大学附属高等学校/国語科担当教員)
<模擬裁判甲子園優勝監督が、模擬裁判授業のエッセンスを伝授します。>
14:00~17:00 「体験模擬裁判?模擬裁判をやってみましょう?」 
            模擬裁判ナビゲーター・チーム
<現役の弁護士、司法修習生、一橋・中央・国学院等の法科大学院生と一緒に模擬裁判を作ってみましょう。>
17:00~17:30 わかちあいトーク

※当日参加も可能ですが、軽食等準備のため、あらかじめお申込いただければ幸いです。


主催:龍谷大学社会科学研究所プロジェクト「熟慮型・表現型メソッドを活用した法教育に関する研究」
   (代表・土山希美枝)
共催:龍谷大学法情報研究会/一般社団法人リーガルパーク/龍谷大学矯正・保護総合センター


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