2018.09.12
【報告】2018年度 第2回東日本大震災復興支援ボランティア活動報告
2018年9月6日(木)~10日(月)に宮城県石巻市雄勝にて、学生28名とコーディネーター2名、(9/7~9/9職員1名)の計31名で東日本大震災復興支援ボランティア活動を行ってきました。
6日(木):8時過ぎに深草キャンパスをバスで出発し、22時頃に石巻市内の宿に到着しました。
7日(金):最初に旧大川小学校に向かいました。雄勝ローズファクトリーガーデンの徳水先生に旧大川小学校の周辺を案内していただきました。その際に、法政大学の学生を案内しておられる佐藤敏郎さん(大川伝承の会)に偶然お会いし、貴重なお話を伺うことができました。その後、雄勝小学校の跡地を訪れ、子どもたちが逃げた山道を駆け上がる体験をし、雄勝ローズファクトリーガーデンに移動後、徳水先生から座学で防災教育を受けました。
午後からは「雄勝小中学校併設校大運動会」の準備(テント建てなど)のお手伝いを行い、水浜地区の全勝旅館で宿泊。
8日(土):早朝に旅館を出発し、「雄勝小中学校併設校大運動会」の運営のお手伝いを行いました。心配されたお天気も何とか持ってくれて、無事に運動会が開催されました。
この雄勝大運動会は、1才の保育園児から小学生、中学生、地域の皆さんが参加されている地域ぐるみのとても温かい運動会です。 子ども達の頑張りに触発されて、学生達も競技の準備や運営、参加、応援、後片づけまで、精一杯頑張りました!本当にステキな運動会でした。
運動会の片づけ終了後は、雄勝支所に移動し、及川課長のお話を伺いました。
9日(日)午前は、旧おがつ店こ屋街で、雄勝硯生産販売協同組合の髙橋さんのお話を伺いました。
午後は、雄勝ローズファクトリーガーデンでガーデンの整備のお手伝いをしました。ガーデン内の道を作ったり、来週開催されるツール・ド・東北の道を彩るお花の手入れをしたり、慣れない作業でしたが、チームワークで頑張りました。夜に石巻を出発し、10日(月)の朝、無事に京都へと帰ってきました。
今回は天候に恵まれず、小雨の中での活動となりました。チーム龍大で協力しながら活動を無事に終了することができました。被災地の現状を見て、被災者の生の声を聴いて、参加した学生自身が様々なことを考えた4泊5日でした。貴重なお話をしてくださった被災地の方々には感謝でいっぱいです。
活動終了後行った振り返りでは、学生から「来年もまた参加したい」「いろんな立場の人から話が聞けたのがよかった」「何不自由なく暮らしていることに感謝したい」と言う感想が出ていました。学びと気づきの多い活動となりました。
2018年度 第2回東日本大震災復興支援ボランティアの報告会を下記の日程で開催します。
ぜひ、参加した学生の生の声を聴きに来てください。
瀬田キャンパス
10月4日(木)12:45~13:20 6号館プレゼンテーション室
深草キャンパス
10月5日(金)12:25~13:00 和顔館 B106教室

旧大川小学校にて「大川伝承の会」佐藤さんのお話を伺う

旧雄勝小学校裏山で、子ども達が逃げた経路を駆け上がる

運動会の準備

運動会の運営のお手伝い。綱引きや借り物競走にも参加。

旅館でふりかえり

高橋さんのお話を聴く

ローズファクトリーガーデンで作業

ローズファクトリーガーデンで集合写真