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2018.08.27

【報告】2018年度 第1回東日本大震災復興支援ボランティア活動報告

2018年8月12日(日)~16日(木)に宮城県石巻市雄勝にて、学生30名とコーディネーター2名の計32名で東日本大震災復興支援ボランティア活動を行ってきました。

 12日(日):8時に深草キャンパスをバスで出発し、22時頃に石巻市内の宿に到着しました。
 13日(月):まず最初に旧大川小学校に向いました。雄勝ローズファクトリーガーデンの徳水先生に旧大川小学校の周辺を案内していただきました。その後、雄勝ローズファクトリーガーデンに移動し、徳水先生から座学で防災教育を受けました。
 午後からは「雄勝湾灯籠流し」の準備(灯籠の制作など)のお手伝いを行いました。
 14日(火):午前は、前日に引き続き、灯籠の制作を行いました。みんなで協力しながら一生懸命作業に打ち込みました。空き時間には、周辺を散策して震災の傷跡を目に焼き付けました。また、硯石の加工の体験もさせていただきました。
 午後からはテント設営や灯篭の運搬を行い、浜供養の後は、地域の人と学生達が協力して一斉に灯籠を船に運び、海上に灯籠を流しました。地元の漁師さんは、「震災後で一番きれいに流れた」と話されていました。その後は、地元の皆さんから心づくしのバーベキューをふるまっていただき、地元の皆さんや他大学の学生と交流しながら楽しい時間を過ごしました。
 15日(水)は、灯籠流しやバーベキューの後片付けを行った後、三日間お世話になった雄勝の高橋さんと神山さんのお話を伺いました。
 午後は、まず、旧雄勝小学校へ行き、雄勝小学校の子ども達が実際に避難した経路を歩き、津波の威力の一端を体験した後、雄勝ローズファクトリーガーデンで取り組まれている「北限のオリーブ園」をはじめとした、ガーデンの整備のお手伝いをしました。草引きやレンガ敷きなど、暑い中ですが、みんな作業を頑張りました。
 夜に石巻を出発し、16日(木)の朝、無事に京都へと帰ってきました。

 今回は天候に恵まれたものの、雄勝では稀にみる猛暑のため、熱中症を心配しながらの活動となりました。チーム龍大で協力しながらなんとか活動を無事に終了することが出来ました。ほとんど報道されない被災地の現状を見て触れて、参加した学生自身が様々なことを考えた濃密な5日間でした。
 参加した学生からは、「また来たい」「現地に行かないとわからないことがある」「見たこと感じたことを伝えていきたい」といった話がありました。

 2018年度 第1回東日本大震災復興支援ボランティアの報告会を下記の日程で開催します。
ぜひ、参加した学生の生の声を聴きに来てください。

瀬田キャンパス
 10月1日(月)12:45~13:20 6号館プレゼンテーション室
深草キャンパス
 10月2日(火)12:25~13:00 和顔館 B106


旧大川小学校にて徳水先生より震災当時のお話を聴く


灯籠の制作について説明を受ける


灯籠の制作の様子


灯籠の制作の様子2


灯籠を船に積み込む


灯籠流し


旧雄勝小学校で子ども達が避難した経路を歩く


旧雄勝小学校で子ども達が避難した経路を歩く