Need Help?

News

ニュース

2018.08.08

【報告】第1回ボランティアリーダー養成講座

2018年度 第1回 ボランティアリーダー養成講座
今、何が社会課題?~ひらめき、気づきを企画にしよう~

日時:2018年8月7日(火)13:00~16:00
場所:龍谷大学瀬田キャンパス2号館多機能教室
講師:赤澤 清孝さん
(特定非営利活動法人ユースビジョン代表、大谷大学文学部社会学科准教授)

赤澤さんは、自己紹介で、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに翌年、学生有志できょうと学生ボランティアセンター(現・NPO法人ユースビジョン)を設立し、学生のボランティア活動支援や団体のマネジメント支援に取り組んできたお話をされました。

今回の講座は、「社会課題に気づき、解決するための企画力について学ぶ」をねらいとし、
まず、
・社会課題って何?
・ひらめき、気づきはどのようにして生まれるの?
・ひらめき、気づきを企画にするのには、どうすればいいの?
についてお話いただきました。

「自分が考える社会課題を書いてみよう」では、受講生それぞれが今感じている社会課題を書き出し、グループで共有しました。また、ひらめきクイズでは、「あ、そうか!なるほど!」と、異なる角度や視点で見ることが大事だと実感しました。
ひらめきを企画につなげるためには、
・企画を満たすための3つのポイント(ニーズに合っているか、目新しさ、方向性・具体的方法)
・企画のキモはコンセプトづくり
・「やりたいこと」「やれること」「社会から必要とされていること」をしっかり分析
が大事とのこと。

社会問題への気づきを促すワークでは、10の問いかけにそれぞれが答えて、グループ内でひとりひとりの気づきをじっくり聞き、共有しました。
個々人の気づき、思いつきが温められ、やがてその活動をしたいという思い入れへと変わり、企画にできるということです。


3時間の講座はあっという間でした。時間がもっと欲しかった、企画を実際に立ててみるまでをやりたかったという感想が多く、満足度の高い講座になりました。
今回の講座を、今後の活動にぜひ活かしてほしいです。
受講者45名。


【受講者感想抜粋】
・自分の行いたいプロジェクトの立ち上げに向けての道筋が少しずつ見えてきた。企画から計画に移すための土台作りに必要な情報収集の例を実感できてよかった。
・10個の問いについてグループで共有しているときに、人によって興味のある社会問題が異なり偏っていることがわかった。私があまり興味のなかった問題について話す機会ができてよかった。
・「やりたいこと、やれること、社会から必要とされていること」この考え方は企画だけでなく他の場面でも役立つと思い、ぜひ覚えておこうと思った。
・社会課題とは何か、自分には何ができて、どんなことに興味があるのかを日頃から考えていこうと思った。
・グループワークがたくさんあったので、意見交換をすることができたのでよかった。新しい考え方を発見できた。
・龍大卒業生のビデオを見れてよかった。社会課題に気づき、アイデアを行動に移せるのはすごいと思った。
・思い込みで企画するのはNGと聞いて、今後は思い入れを大切にして今後の活動を進めたい。
・グループワークを通して、自分の視点の狭さを実感したが、自分に問いかけ、1つの議題に隠された背景にじっと目を向けることでまた違った気づきがあるとわかった。
・1回生でまだ企画をしたことはないが、企画をする際にどういうことに意識を向けるか、どうすれば視野が広がるかがわかって、とても勉強になった。
・気づきを企画にすることについてもっと話を聞きたかった。


阪口センター長挨拶


赤澤さんの講義


グループ内で自己紹介、どんな社会課題に興味があるのか共有


グループワーク


グループワーク


グループワーク


グループワーク


グループごとの発表