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2017.10.11

【報告】大津祭でボランティア協力

江戸時代から400年続く大津祭(国指定重要無形民俗文化財)、宵宮:10月7日(土)、本祭:8日(日)が行われました。両日合わせて延べ42名の本学学生がボランティアに参加し、地域の方々と一緒に伝統行事を盛り上げました。

○事前交流会
日 時:9月11日(月)15:30~17:00

〇曳き手説明会
日 時:9月24日(日)14:00~16:00

○巡行サポーター説明会、まち歩き、曳き初め
日 時:10月1日(日)10:00~16:00

〇宵宮
日 時:10月7日(土)16:00~21:30
内 容:大津祭スタンプテーリングのブース手伝い
    
〇本祭
日 時:10月8日(日)7:00~19:00
内 容:猩々山、西王母山、孔明祈水山の綱曳き
    曳山巡行ルートの安全管理
    神輿巡行ルートの安全管理         
 
 豪華絢爛な13基の曳山が巡行。鉦や太鼓の音が旧大津市街に響き、観光客がお囃子を聞きながらからくりやちまきまきを楽しむ中、学生たちは、13基ある山のうち3つの山の曳き手として、巡行サポーターとして、活躍しました。
熱中症が心配なほど暑い一日でしたが、学生たちはとてもいい表情で、最後まで伝統の重みを感じつつ祭りを盛り上げていました。巡行のあとは、大津祭曳山展示館の会議室をお借りして、振り返りの会を行いました。
 
【参加した学生の声】
・また来年も山を曳きたい。
・4年続けて山を曳いた。卒業してもまたぜひ参加したい。
・午前の巡行が遅れていたので、お昼休憩時間が10分しかなくて大変だった。
・ずっと立ちっぱなしで足がぱんぱんになったが、とてもいい経験になった。
・歴史ある祭りでこんな楽しい思いをしたのは初めてかも。特に午後からの盛り上がり方がすごくて、一体感が素晴らしかった。
・大津祭の楽しい雰囲気を体全体で感じることができた。市民の方と交流しながら曳山を曳くのがとても楽しく、いい思い出になった。
・あこがれていた曳き手が経験できた。地域の祭りに参加する楽しみを十分に味わえた。
・巡行サポーターはとても大事な仕事で、お客さんを守らないといけないという使命感で一生懸命サポートし、充実した時間が過ごせた。
・もうすぐ卒業なので、滋賀の良さを知りたいと思って参加した。お客さんや曳き手と楽しく話ができ、素敵な一日になった。
・子どもも大人も全力でちまきを取りに行く姿が印象的だった。
・2年間特別観覧席で、今年初めて曳き手をした。祭りを実感でき、達成感を得られて良かったと思う。早朝集合も大変だったし、山は重くて曳くのは大変だった。特に午後の電車道は傾斜があって、体力がなくなってしんどかった。

という声が聞かれました。

【企画長のコメント】
今回、大津祭に取り組むうえで、事前交流会やまちあるきを行い、参加者に大津祭についての歴史や伝統を理解してもらい、本番を迎えることができた。祭の終了時にアンケートをとり、少人数グループに分かれて振り返りを行い、今後の課題を見つけられた。
ボランティア参加者みんなが、「参加してよかった」と言ってくれたのが、企画長として一番嬉しかった。事故もなく終わることができたこともよかった。大津祭曳山連盟さんとこまめに連絡がとれたので、うまく調整できたと思う。大津祭がいかに地域と密着し、人と人とを結びつけているのかを感じることができた。学生にとって貴重な機会であると思う。


宵宮の様子


西王母山を曳く様子


暑い一日。休憩してたっぷり水分補給


孔明祈水山を曳いたメンバーと企画長


大通りの角に立って安全確保する巡行サポーター


沿道の観客と一体感を感じる瞬間


終盤、大いに盛り上がる猩々山


終了後のふりかえりの様子