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2021.01.15

オンラインで全労連(労働組合のナショナルセンター)を訪問しました(経営学部・細川ゼミ)

 細川ゼミ(2年)では1月13日、労働組合のナショナルセンターの一つである全労連(全国労働組合総連合)をオンラインで訪問しました。今学期の後半に取り組んだグループ研究9グループのうち4つのグループが発表を行い、全労連の伊藤圭一さんがコメントをするという形で進行しました。
 細川ゼミでは一昨年度、昨年度と、滋賀県の中小企業調査に参加させていただく機会を得ました。その成果報告は、中小企業の経営者の皆さんの前で行いました。今年度はコロナ禍で企業訪問を行うことはできず、外部講師をお招きした講演会とグループ研究を中心に取り組んできました。
 学生たちが報告したのは、テレワーク、コロナ禍と企業業績、社会的企業(社会福祉法人)、6次産業化についてでした。伊藤さんのコメントは、働く者にどのような影響があるのか、どのような点を深めていったたらよいか、など、学生の視点とは違った内容であり、普段は聞くことのできない貴重な話題提供もいただきました。
 報告した学生からは、以下のような感想が寄せられています。
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私が、「働き方・テレワーク」という題材を選んだ理由は「なんとなく」でした。そんな「なんとなく」から始まった今回の調査と発表でしたが、終わってみればとても有意義なものだったと感じることが出来ました。伊藤さんのお話をお聞きするまでは、ぼんやりでしたがテレワークは最先端で良いものだというイメージを持っていました。しかし、お話を聞いた後だと、メリットが多いように見えて裏ではまだまだ問題が発生しているということを知りました。最初は労働組合の方に発表することに緊張していましたが、今では伊藤さんに発表を聞いていただいて、そして的確なご指摘を頂けて良かったと思ってます。ありがとうございました。
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 担当者は、ゼミの活動を通じて「異なる階層、異なる世代の人々と連帯して新しい価値をつくる」ことを目ざしています。引き続き学外のみなさんのお力添えも得ながら、ゼミ生と一緒にこの課題に取り組んでいきたいと思います。