2021.02.02
大学院生(理工学研究科電子情報学専攻)が薄膜材料デバイス研究会でスチューデントアワードを受賞しました
理工学研究科 電子情報学専攻 木村睦研究室修士1年生の豊田航平さんが、2020年11月6日に開催された薄膜材料デバイス研究会の第17回研究集会において、スチューデントアワードを受賞しました。
論文題目は「LTPS-TFT人工網膜の光照射実験におけるスイッチングTFT動作比較」
です。今後広範な応用が期待される薄膜デバイスのアプリケーションとして、視覚障がいに対する埋込臓器を提案しました。
当該分野で薄膜材料デバイス研究会において発表された数十件の講演から、数件が選ばれるものであり、先端的な研究成果です。
【用語解説】
・薄膜材料デバイス
代表的なものは、薄膜トランジスタ(TFT)や有機EL素子で、膜厚1ミクロン以下でさまざまな機能を持つデバイスです。
TFTや有機EL素子は、テレビやスマートホンの、キーデバイスとして使われています。
・LTPS-TFT人工網膜の光照射実験
LTPS-TFT人工網膜は、上記の薄膜材料デバイスを、視覚障がい者のための埋込臓器として使うものです。
今回は、光照射での正常動作を確認しました。

LTPS-TFT人工網膜について

光照射実験について
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