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2021.02.26

付属平安高校との入学準備サポートプログラムにおけるプレゼン大会を実施【経済学部】

 2月20日(土)龍谷大学付属平安高校講堂において、経済学部の入学準備サポートプログラムの一環として、プレゼンテーション大会が行われました。

 本プログラムは、昨年12月に始まり、本年3月末まで続きますが、大学のゼミナールに参加して、大学教員・先輩学生(授業内ピア・サポーター:以下PS)との大学での学び、経済学部での少人数教育(ゼミナール)を事前体験する、という大きな柱があります。このプレゼンテーション大会は、その大きな成果の一つとなります。

 12月から6人の経済学部教員のクラスに入って、生徒たちは準備を進めてきました。当日は、以下の通り、現在の経済問題に様々に切り込んだテーマのプレゼンテーションが行われました。慣れないグループワーク、そして専門的な内容の調査に戸惑いながら、各グループがみるみる知的に・たくましく成長していった3ヶ月でした。


クラス別のテーマ一覧:
①上山美香クラス「ファストファッションは悪いのか」
②小瀬一クラス「コロナ化における宿泊業〜コロナ収束後のインバウンド回復までどう耐えていくか」
③新豊直輝クラス「コロナショックの雇用」
④伊達浩憲クラス「東日本大震災のメッセージ」
⑤辻田素子クラス「中小企業の取り組みと地方活性化」
⑥西垣泰幸クラス「日本のアマチュアスポーツがNCAAから学ぶことは?〜スポーツの社会的意義」



写真1:上山クラスのプレゼン


写真2:小瀬クラスのプレゼン


写真3:伊達クラスのプレゼン

 
 大接戦を制して、大学と高校の教員、PS学生の評価を勝ち得たのは、西垣クラスでした。テーマの面白さと整理されたパワーポイント、そして明快な論旨が高評価につながりました。
 生徒の皆さんには、このプロセスでみせた頑張りと仲間との協同作業の経験とスキルを、大学入学後に積極的に活かしてほしいと願うばかりです。


写真4:優勝した西垣クラス


 
 なお、本大会には、付属平安高校からおよそ70名の2年生と1年生も聴講生として参加してくれました。フロアからかなり鋭い質問やコメントが飛び出し、3年生がたじろぐ場面も見られるほどでした。その鋭さを聴くと、来年度の生徒たちにも大いに期待できると確信しました。