2021.03.01
龍谷大学矯正・保護総合センター研究年報 第10号の刊行について
このたび、当センターでは、「龍谷大学矯正・保護総合センター研究年報 第10号」
(発行所:株式会社現代人文社:定価3,200円+税)を刊行しました。
今年度は、新型コロナウイルスの影響により、研究会などにおきまして対面で議論する
機会が激減しました。しかし、他方で、オンラインで研究会を開催することが世界的に
普及したといえます。このような社会状況の下では、研究者の発表機会もおのずと減り、
研究成果を公表することが難しくなっております。
今号は、このような事情を考慮して個別論文に力を入れて編成しました。内容は、
以下のとおりとなっております。
興味関心のある方や購入ご希望の方は、お近くの書店でご注文またはお買い求めください。
<内容>
◇個別研究
・介護殺人等事件に対する福祉・介護支援者の役割
古川隆司(追手門学院大学、龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)
・近代東アジアにおける行刑累進処遇制度の形成に関する考察
林政佑(輔仁大学法学部准教授、龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)
・Californiaにおける若年者に対するダイバージョン
石田侑矢(日本学術振興会特別研究員)
・知的障害のある性加害者への治療教育プログラムにおける「わかりやすさ」と支援
者の役割
我藤諭(立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構、
龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)
山﨑康一郎(日本福祉大学)
水藤昌彦(山口県立大学)
森久智江(立命館大学)
・多文化共生社会へのアプローチ(3)滞日留学生の子どもたちの声を聞いて
野村佳絵子(龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)