2021.03.08
第16回 龍谷大学FDフォーラムを開催、学長賞が決定しました
2021年3月2日(火)、第16回 龍谷大学FDフォーラム-2020年度「龍谷ICT教育賞・学長賞」公開審査会-をオンライン(Zoomウェビナー)にて開催しました。
龍谷大学FDフォーラムは、毎年度、高等教育政策の動向や本学における教育改革状況等を踏まえながら、テーマを設定して開催しており、16回目を迎える今回は、授業運営に尽力している教員や、学生の学習意欲向上に努めている教職員を対象として、優れた取組を称賛するための制度として創設した「龍谷ICT教育賞」の「龍谷ICT教育賞・学長賞」を決定するための公開審査会として開催、「龍谷ICT教育賞」に応募があった29件の取り組みのうち、「龍谷ICT教育賞」として選定された「個人グループ部門」から6件、「組織部門」から3件、合計9件の取り組みを発表・審査しました。
「龍谷ICT教育賞・学長賞」の審査会を龍谷大学FDフォーラムとして開催することにより、当日参加された約90名もの皆様ともICTを活用した教育や取組の中から得られた成果・課題が共有できる実りある機会となったのではないでしょうか。
審査員は、学長のほか龍谷大学FD企画推進委員会より6名の教職員、そして龍谷大学十学部合同学生会の学生8名が務めました。
審査では、
①学習(教育)効果の向上に寄与しているか
②対面授業における課題の改善されているか
③新たな教育手法・学習スタイルの創出がされているか
といった観点で審査し、「個人グループ部門」「組織部門」それぞれから「龍谷ICT教育賞・学長賞」を選出いたしました。
発表者と審査結果は、以下リンクおよび下表のとおりです。なお、「龍谷ICT教育賞」の表彰式は3月24日(水)に実施する予定です。
審査結果(龍谷ICT教育賞・学長賞)
<当日の動画(学内関係者のみ2021年3月末まで閲覧可)>
教育系のアカウント(~@mail.ryukoku.ac.jp)の視聴はこちら
事務系のアカウント(~@ad.ryukoku.ac.jp)の視聴はこちら
学長賞 | 申請枠 | 申請者 ○申請代表者 |
取り組み名 |
---|---|---|---|
個人・グループ | ○青井 昭博(経済学部・非常勤講師) | オンライン授業での新たなる展開 | |
個人・グループ | ○河合 美香(法学部・准教授)
●小山 きくこ(教養教育科目・非常勤講師) |
ICTを活用した運動の習慣化への取り組み | |
個人・グループ | ○坂本 彩(社会学部・非常勤講師) | オンライン授業だからこそできる実践現場の空気を伝える授業 | |
☆学長賞 | 個人・グループ | ○野村 康之(教養教育科目・非常勤講師) | オンデマンド授業における実物教授の実践 |
個人・グループ |
○舟橋 春彦(農学部・非常勤講師)
●辻村 真衣(農学部・助手) ●原田 賢(農学部・助手) ●森本 彩花(農学部教務課・事務職員) |
予想を出し合い実験で確かめる双方向授業「物理学概論・実験」のハイフレックス化の試み | |
個人・グループ | ○松本 卓也(教養教育科目・非常勤講師)
●宮本 佳穂(文学部・3回生) ●柿本 千笑実(経済学部・4回生) ●池田 博紀(文学部・2回生) |
異業種のストリーミング技術を取り入れた新しい講義形態の模索—スマホネイティブ世代の学生による/学生のためのFDを目指して— | |
組織的取組 | ○石原 健吾(農学部・教授)
●田邉 公一(農学部・教授) ●中村 富予(農学部・教授) ●岡崎 史子(農学部・講師) |
コロナ禍において入門ゼミで行った挑戦と醸成 | |
組織的取組 | ○外村 佳伸(先端理工学部・教授)
●富崎 欣也(先端理工学部・教授) |
Teamsライブイベントを用いた大人数講義の実施について | |
☆学長賞 | 組織的取組 | ○矢ノ根 聡(付属平安高等学校・教頭)
●五十嵐 茂樹(付属平安高等学校・理科主任) ●竹内 智一(付属平安高等学校・数学主任) ●吉本 匡伸(付属平安高等学校・高大連携主任) |
高大連携科目『理数研究』におけるオンラインと対面のハイブリッド型による授業展開について |