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2021.03.18

龍谷大学大学院農学研究科博士後期課程 初の修了生を輩出 有名料亭料理人が博士学位(食農科学)を取得

【本件のポイント】

  • 2018年4月に第1期生として入学した社会人大学院生が、博士後期課程を修了
  • 有名料亭の料理人3名が、仕事と両立しながら農学研究科で3年間かけて学び、博士学位(食農科学)を取得
  • 在学中に得た知識・経験を活かした、社会実践現場での今後の活躍に期待

 

【本件の概要】
 2018年度に開設された、龍谷大学大学院農学研究科(滋賀県大津市)から、初となる修了生を輩出します。第1期生は全員が職を有する社会人で、伝統産業や文化継承発展に従事する社会人大学院生として、仕事と学業の両立を図りながら教育・研究活動を進めてきました。
 指導教員のもと、大学院の下級生らと共に共同実験・調査をおこない、分析・議論を重ねながら研究成果をまとめあげました。その成果は数々の学会、シンポジウムなどで発表されています。
 修了生は、本学大学院で得た知識や経験と共に、食や農の現場で起きている諸課題への問題意識や倫理観、課題解決の思考などを活かし、科学的研究で革新します。

 

<修了者紹介>


・才木  充 (京料理 直心坊さいき 3代目主人)
研究テーマ:完熟山椒から抽出した香気成分のウルトラファインバブル生成装置を用いた水への導入


・中村 元計 (一子相伝なかむら 6代目主人)
研究テーマ:日本の伝統的な調理技術において油揚げの添加が嗜好性に与える効果の実証


・髙橋 拓児 (京料理 木乃婦 3代目主人)
研究テーマ:遮光ぶどうを使った白ワインと日本料理のペアリングに関する研究




※その他社会人大学院生の博士後期課程修了者がいます。


問い合わせ先 : 農学部教務課 森本  Tel 077-599-5601