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2021.03.26

オンラインで中小企業の経営者の方々と交流しました(経営学部・細川ゼミ)

 細川ゼミ(2年)では3月23日、オンラインで「志咲塾」と交流しました。志咲塾は、京都銀行山科中央支店の取引先企業の若手経営者による勉強会です。
 細川ゼミでは2013年にご縁を得て、3年間の交流をさせていただきました。個々の企業様にはゼミや講義科目でご協力いただいておりましたが、志咲塾の会員の皆さまとの交流は久しぶりのことになります。
 この日の交流では、まず山科中央支店の秋山英彦支店長さま、株式会社清修庵の森大生代表取締役社長さま、株式会社HMK TRADINGの前田陽彦代表取締役社長さまから話題提供をしていただきました。限られた時間でしたが、普段のゼミでは学ぶことのできない内容をお話しいただきました。
 秋山さまからは、日本の中小企業の概況や中小企業の魅力などについてお話しいただきました。本学経営学部の先輩でもある森さまは、コロナ禍で直面した困難をどのように克服しようとしているかを率直に語ってくださいました。前田さまは、新卒で就職した後に退社し、中国に留学し現地で就職、10年ぶりに帰国してから起業したキャリアについて紹介されました。
 3人の方のお話しの後に、経営者の方々とゼミ生が5つのグループに分かれてディスカッションを行いました。参加した学生の感想をいくつか紹介します(一部、抜粋)。

 最初は緊張していましたが話しやすい雰囲気を作ってくださったので、たくさん質問することができた良い機会になり、2時間があっという間に感じました。今回直接お話はできていない経営者の方とも次回以降交流していきたいです。

 「従業員100人の企業だと自分一人の存在感は1%だが、10人の企業なら10%になる」という言葉が非常に心に残った。将来的に「自分の城」を持ちたいと漠然と思っているのでおそらくそういった自分の裁量の大きいところが自分には合うのではないかと感じた。

 今回志咲塾さんとの交流を終えて、私は経営者の方のお話を聞くことが出来て本当に素晴らしい経験をしたと感じました。私は主に今後の就職活動をお聞きしました。そして今自分に何が足りなく、何を伸ばしていったらいいのか考えるようになりました。これもこの志咲塾さんとの交流があったからのものだと思っています。

 学生たちの感想でもふれられていますが、志咲塾の皆さまには改めて交流の機会を設けていただくことになっています。教室では学ぶことのできない、経営者の方々の生の声を聞かせていただき、意見交換できる貴重な機会です。志咲塾の皆さまに改めて感謝いたします。
                         (文責:細川孝)