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2021.03.30

「2020プロジェクト発表会」が開催されました 「大学は社会共生に何ができるのか‐文化財から“マネー”を創出する」【社会共生実習】

 2月25日に社会学部の科目「社会共生実習(大学は社会共生に何ができるのか‐文化財から“マネー”を創出する)」(担当教員:社会学科 髙田満彦・社会学科 猪瀬優理)にて、 2年間の集大成として「文化財プロジェクト年度末発表会」と題した報告会をオンラインで開催しました。

 当日は、本プロジェクト受講生、教職員が大津市歴史博物館 学芸員 木津 勝氏 / 大津の町家を考える会 雨森 鼎氏 / 一会話堂セミナーハウス 代表 高橋 美郷氏 / 園城寺事務所 書記・事務長 角 克也氏の4人の専門家をお迎えし、本プロジェクトと研究交流を行っている愛媛大学社会共創学部文化資源マネジメントコースの槙林ゼミに所属している学生の方々にご参加いただきました。 

 報告会は開会の挨拶から司会進行、オンラインでのグループ分けに至るまで、すべて受講生たちの手で進められ、4つのグループに分かれて「大津の現状・問題点・解決策」などについて発表し、議論を行いました。


大津の課題


大津についての議論


 「SNSで映えるスポットをつくる」「各自治会単位で行える伝統行事の地蔵盆で接点を持つ」「新住民が気軽に参加できる大津のイベントを考える」「三井寺で和装縛りのハロウィンパーティーを行う」「ハッシュタグで撮ったものをTwitterやインスタグラムで共有して広めるPhotoイベントを開催する」などの活発な意見が交換されました。
 また、実習でお世話になった専門家の方々からは「次年度に向けていろいろ勉強もして我々自身も働きかける努力もしながらまちの中を活性化できたらいいなと思う」「大津といえば『ここ』」、「ここで写真を撮りたい」というイメージを持ってもらうことが最初の一歩ではないかと思う」などのご意見をいただき大変有意義な時間となりました。
 この報告会から得られた意見は次年度の参考、軸として活動をしていく予定です。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


報告会の様子