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2021.03.30

【開催報告】2021年3月15日 ユニット2研究会「真宗大谷派『女性史に学ぶ学習資料集』が問いかけるもの」

【開催報告】
2021年3月15日、ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)ユニット2研究会「真宗大谷派『女性史に学ぶ学習資料集』が問いかけるもの」が開催され、オンライン配信されました。
真宗大谷派解放運動推進本部女性室の編となる『女性史に学ぶ学習資料集』は、大谷派における女性に関する歴史を豊富な史料をもとに考察した全四章構成の著作です。本センター猪瀬優理(GRRCユニット2リーダー)の司会のもと、本資料集編纂に深くかかわられた福島栄寿氏(大谷大学教授)、藤場芳子氏(真宗大谷派常讃寺副住職)をお招きし、それぞれ「真宗大谷派における近現代女性教化―教説の特徴を通して―」、「大谷派女性室の創設経緯と活動について~今後の課題」と題して報告を頂きました。
その後、本センター中西直樹(GRRCユニット3リーダー)より「本願寺派の近代の女性教化の歴史の観点から」、本多彩(兵庫大学准教授、GRRC研究員)より「本願寺派のジェンダー対応の現状の観点から」と題して、本願寺派の取り組みを紹介しつつコメント。四者の報告を踏まえ、ジェンダーをめぐる宗派内の現状と課題についてフロアを交えたディスカッションが行われ、80名を超える参加者のもと、盛会のうちに終了しました。