Need Help?

News

ニュース

2021.03.06

死生懇話会に打本准教授が委員として参加

 2021年3月6日(土)、滋賀県主催「第1回死生懇話会」がオンラインで開催され、農学部植物生命科学科 打本 弘祐 准教授が参加しました。死生懇話会は、結論を出すことを目指しておらず、生と死について考えるきっかけを作ろうと始まりました。誰もが避けられない死と向き合うことで、限りある生を豊かに生きるための施策探求が目的です。死の問題を行政として取り上げるのは珍しいことです。この委員に、打本准教授が選出されました。
 当日は、150名弱が参加し、委員の講演や議論を視聴しました。その中で、打本准教授は、「死者は肉体としては会えないが、私たちの心に働きかけてくれる存在。死者とともに生きることが、社会を豊かに、温かくしてくれる。」と話されました。
 第2回目以降は県民らとの意見交換も行う意向です。
 新型コロナウイルス感染拡大を受け、命の大切さを身近に感じ人は多く、生と死について考える機会を行政(滋賀県)が提供する本取り組みは、今後、注目を集めるかもしれません。

■参考
滋賀県HP「死生懇話会~「死」を捉えた「生」のあり方を考えるヒントに~」
滋賀県HP「第1回死生懇話会」の案内