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2021.04.28

こども教育学科開設10周年記念 新版サブテキストが完成しました!!【第2弾】

 2021.04.28
『未来を担うこどもたち―寄り添い、関わり、ともに学ぶ』って、こんな本です!【第2弾】
堺 恵(こども教育学科准教授)

2021年4月に『未来を担うこどもたち―寄り添い、関わり、ともに学ぶ』(新版サブテキスト)を出版しました。新版サブテキストは、龍谷大学の入澤崇学長による「未来を担う子どもたち」という巻頭言から始まります。新版サブテキストのタイトル『未来を担うこどもたち』は、学長の巻頭言のタイトルから頂戴しました。こども教育学科で学ぶ保育、幼児教育は、こどもたちの最善の利益を追究する学問であることを考えると、『未来を担うこどもたち』というタイトルには、深くて重い意味がこめられているように思います。
学長の巻頭言のあとは、第1部から第4部までの4部構成となっています。第1部は心理学、教育学の立場から、また「幼児教育と教育相談」に関することから、こどもを理解するために大切なことが書かれています。第2部は、こどもの発達の道すじを示した上で、こどもの育ちを援助する際に必要かつ大切な視点が示されています。そして、第3部は、在学生が保育実習や教育実習に行った時、また将来保育者となった時に、参考にしてほしいこと、大切にしてほしいことが記されています。第4部は、こどもと関わる保育者の自己管理、健康管理について示されています。そして、第1部、第2部、第3部のところどころに、コラムも記載されています。これらは、保育実習指導Ⅰや教育実習などの授業に携わる16名の教員が、歯をくいしばりながら(かどうかはわかりませんが)、執筆しました。
2021年度に入学した1年生、そして2年生にも配布し、これから活用していきます。活用の実際は、また別の記事でご紹介します。
新版サブテキストは、卒業生や在学生、これからこども教育学科に入学される予定の高校生、そして保護者の方々にも、面白くて役に立つ本だと思います。260ページものボリュームがあり、読み応えも十分。しかも表紙がカワイイ!残念ながら非売品ですが、書誌を記しておきます。

堺 恵・赤澤正人・中根真編(2021)
『未来を担うこどもたち-寄り添い、関わり、ともに学ぶ-』
龍谷大学短期大学部こども教育学科. ISBN978-4-600-00662-4


サブテキスト表紙


サブテキストをいただきました!


堺先生の説明に聴き入る学生たち