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2021.05.18

文学研究科 大学院進学ガイダンス(臨床以外)を開催【文学部】【文学研究科】

 5月14日(金)に文学研究科受験予定の方を対象に進学ガイダンス(真宗学、仏教学、哲学、教育学、日本史学、東洋史学、日本語日本文学、英語英米文学の各専攻)をオンライン(ZOOM)にて開催いたしました。当日は、50名と多くの方にご参加いただきました。
  
 進学ガイダンスでは、研究科の概要・入試情報の説明を行った後に、龍谷大学大学院文学研究科修士課程日本史学専攻1年生 石川純歌さんに、修士課程での大学院生活について教えていただきました。


文学研究科日本史学専攻1年生 石川純歌さん

Q
本学文学研究科を進路として決定した理由を教えてください。
A
一度就職をしましたが文化財に関わる仕事がしたいと考え入学を決めました。また本学文化遺産学専攻の出身でお世話になった先生と充実した設備の下で学びたいと思ったのも理由の一つです。
Q
研究テーマ(計画中のものを含む)と概要はどのようなものですか?
A
文化財建造物の修理の際にどのような材料を使うかを研究しています。現在は油性塗料の劣化実験や温湿度調査がメインですが分析機器を用いた調査を行うこともあります。
Q
これまでの院での学生生活で、心に残っているものがあれば、教えてください。
A
ゼミの時間です。学部生の頃よりも深い議論ができ自分の研究に大いに役立ちました。
Q
本学文学研究科に入学して、一番良かったと感じたことは何ですか?
A
文化財科学室や図書館などの設備が充実していること、そして身近に文化財があり環境が非常に恵まれていることです。
Q
同級生や教員の雰囲気を教えてください。
A
分野はそれぞれ異なりますがとても熱心な方が多いです。自分の専門外の授業などでわからないことがあれば親身になって教えてくれます。
Q
文化遺産学を研究していて面白いと思える点について、教えてください。
A
分析結果と文献史料が一致し、裏付けがとれた時です。建造物の塗装彩色を研究では文化財科学や修復学だけではなく建築学なども必要に応じて勉強していますが、そこに文献史料を用いることでより研究が深まると思います。もし結果と一致しなかったとしてもどうして異なるのか・なぜ史料は書き換えられたのかを考えることが非常に面白いです。
Q
大学院での生活を通して、身に付いた力や成長できたと思える点について教えてください。
A
複数の史料や分析結果を用いて多面的に物事を見ることができるようになったと思います。
Q
修了後の進路について教えてください。
A
具体的には決まっていませんが文化財を後世に受け継ぐことができるような仕事に就きたいです。
Q
文学研究科に進学を考えている人にメッセージをお願いします。
A
大学院では学部の時よりもより高度な研究が求められる分苦しいこともあったり自分の時間も少なくなるので大変ですが、今研究や卒論への取り組みに楽しさや面白さを感じているのであれば進学を検討するべきだと思います。今の学びを深めたい方はぜひ挑戦してみてください。

大学院入学後のイメージを掴んでいただけましたか。 今回は、日本史学専攻の石川純歌さんに、大学院の生活について、紹介いただきました。文学研究科の案内誌では、他の専攻の学生からのメッセージを掲載しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

 

▽文学研究科の案内誌

▽入試情報

 

※学内推薦入試の入試要項・出願書類については、ポータルサイトより、入手ください(タイトル:文学研究科・実践真宗学研究科 学内推薦入学試験要項について(2021年4月13日)。