2021.06.02
最先端のゲノム編集研究をリードする土岐精一教授(植物ゲノム工学研究室)
龍谷大学農学部では、今年度より新たに7名の新任先生が着任されました。その中のおひとりである土岐精一教授は、世界の植物ゲノム編集研究をリードされている研究者です。今般、国際誌「The Plant Journal」に「Plant genome editing: ever more precise and wide reaching」と題する総説を出版されました。
本論文では、植物の正確な遺伝子編集、染色体工学、ゲノム工学技術の分野における最近のハイライトが紹介・議論されています。学生のみなさんもぜひ読んでみてください!
土岐先生率いる植物ゲノム工学研究室では、新規のゲノム編集技術の開発、有用形質を付与した農作物の育成や、減数分裂期の組換え部位を制御する研究が行われています。本学農学部がゲノム編集による品種改良の先端拠点として発展することが期待されます。
【論文タイトル】
Plant genome editing: ever more precise and wide reaching.
(和訳:植物ゲノム編集/より正確で広範囲に対応)
【論文執筆者】
Sukegawa S, Saika H, Toki S.
参考:
・農学部>教員スタッフ紹介>土岐精一
・農学部ブログの記事はこちら