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2021.06.09

文学研究科日本語日本文学専攻―合同研究室でのルーティンワーク―【文学研究科】

各種の研究プロジェクトやイベントは、いかにも「研究の場」といった印象を与えます。しかし、大学院生が研究者、あるいは指導者としての能力を身につけるためには、何の変哲もないルーティンワークの積み重ねを避けて通ることはできません。日本語日本文学専攻の大学院生は、昔も今も、日々のルーティンワークを大切にしています。

 

現在、新型コロナウィルス流行の影響により、当専攻の合同研究室(略称「日文合研」)の活動も従来とは異なる状態となっています。ここでは、新型コロナウィルス流行以前の日文合研における大学院生の活動を少しだけ紹介させていただきます。

 

 


日本語日本文学専攻 合同研究室の様子

 

①学部生の学びのサポート

当専攻の大学院生は、日替わりで日文合研(大宮学舎・西黌1階)の日直をします。日文合研には、日本語学・日本文学研究のための専門書、各種のデータベースなどを利用するためのOA機器等が備え付けられています。それらは、学部生がゼミの発表や卒論作成をする際にも利用することができます。

学部生が来室したときには、書籍やデータベースの利用・検索方法などを日直の院生が指導します。これを通して、当専攻の大学院生は説明能力や指導力を少しずつアップさせていきます。

(※現在、合同研究室の利用については、新型コロナウィルス感染拡大防止等の観点から、同時に5名以内の利用を基本とし、混雑時は、利用時間を90分と定めています。)

 

 

②学内学会の運営に携わる

日本語日本文学専攻には、「龍谷大学国文学会」という学内学会が附置されています。もちろん、当専攻の院生は、そこで研究発表をしたり、『國文學論叢』に論文を投稿したりしています。ただし、それだけでなく、学会の運営・事務に携わることにより、「学会とはどのようなものなのか」、「どのように運営されているのか」等々を身体感覚のレベルで身につけ、修了の頃には学外の大きな学会で必要とされるレベルへと成長していきます。

 

 

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