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2021.06.25

深清水のオリーブ産地化を目指して龍谷大学農学部がオリーブ茶パッケージデザインを考案 高島市南深清水×龍谷大学農学部食料農業システム学科 6/28販売開始

【本件のポイント】

  • 龍谷大学農学部食料農業システム学科 フードシステム学研究室(山口道利准教授)が南深清水地域と連携し、オリーブ茶の商品化をサポート
  • コロナ禍で地域との交流が制限されるなか、オンラインでのやりとりを通してパッケージデザインを考案し、マーケティング活動を実施
  • 6月28日より葉山珈琲メタセコイアGARDEN店(滋賀県高島市)及び南深清水FF倶楽部(滋賀県高島市)にて販売開始

 

【本件の概要】

 龍谷大学農学部食料農業システム学科 フードシステム学研究室(山口道利准教授)では、2018年から高島市今津町深清水における地域活性化に取り組んでいます。当研究室では、生産現場から流通・消費に至るまでのフードシステム全体を対象とした研究を行っており、学生たちが自らフードシステムの課題を見つけ出し学んでいます。柿だけでなく、オリーブの産地化を目指す高島深清水オリーブ産地協議会と当学科は、2019年に滋賀県の「しがのふるさと支え合いプロジェクト」の協定を締結し、魅力ある新産地を目指して活動しています。新しく作るローカルブランド開発に、フードシステム学研究室(山口准教授)では3代の学生にわたって参画、オリーブの植栽から活動をしてきました。

 深清水は「今津の柿」として知られる滋賀県随一の柿産地ですが、高齢化にともない、危険な高所作業などが負担となって栽培放棄園が発生しており、その活用策として比較的労働強度の低いオリーブの栽培を開始。植栽を始めてから4年が経ちましたが、良質な実が多く獲れるようになるまでにはまだまだ時間もかかることから剪定枝(せんていし:庭木の手入れの際に出る枝や幹)からとれるオリーブの葉をお茶に加工して、商品化を進めることになりました。オリーブ茶のパッケージデザインでは、コロナ禍で現地を訪れることができなかった学生が、オンラインで現地とやりとりしながら商品イメージを形にし、6月28日より販売を開始します。

 地中海をイメージさせるオリーブと冬場は積雪もある深清水という意外な組み合わせをきっかけとして、現地では豊富な地域資源を商品化しようとする取り組みが進行しており、学生が提案したSNSを活用した情報発信策を参考に、地域活性に向けて検討がなされています。オリーブ茶の販売促進だけでなく、食と運動と健康をキーワードとした地域の取り組みをサポートしながら、地域の方の思いに寄り添い、引き続き、地域の持続可能性と発展について学んでいきます。

 

販売商品 オリーブ茶

価   格 1袋 400円(税込)

内 容 量 3グラム×3包

製 造 者 高島深清水オリーブ産地協議会

販 売 者 南深清水FF倶楽部

(滋賀県高島市今津町深清水894-2)

販売開始日 2021年6月28日(月)
販売場所

 葉山珈琲メタセコイアGARDEN店

(滋賀県高島市マキノ町牧野505-2)

 南深清水FF倶楽部
(滋賀県高島市今津町深清水894-2)


オリーブらしいデザインと、すっきりしたハーブティーのイメージを表現


オリーブ茶


植栽の様子

問い合わせ先:農学部教務課 森本 Tel 077-599-5601 Mail agr@ad.ryukoku.ac.jp