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2021.07.01

「研究職という仕事」(植物生命科学科)

 植物生命科学科の卒業生に期待される就職先として研究職があります。
 しかし、一口に研究職といってもその仕事内容は多岐にわたります。特に専門知識が高度化している昨今、龍谷大学農学部では、大学院に進んで学びを深めた後、研究職として活躍するという選択肢もあります。
 そこで、就職活動を控えた3年生向けに、「基礎演習Ⅱ」の授業の中で、特に農業に関わる企業(農薬会社・種苗会社)で研究職として活躍されているお二人の講師をお招きし、それぞれの会社や業態、具体的な業務内容をご紹介いただきました。
 農薬も新品種もどちらも10年近くかけて商品化されるという事実や、お二方がそれぞれ大学院で学んだことを活かしながら、そのプロセスに貢献されている様子をご紹介いただいて、参加学生も研究職というものに対する具体的なイメージを掴むことができたようです。

 <ご講師>
丸山 望 氏 (クミアイ化学工業株式会社 研究開発本部 生物科学研究所農薬研究センター 病害防除研究室)
加野 彰人 氏(タキイ種苗株式会社 研究農場 病虫害研究グループ 研究員)

 <学生コメント>
・大学で学んでいる授業内容が卒業後の仕事に直結していることがわかったので、もう一度よく復習しようと思った。
・農薬も品種も製品化までに安全確認をとても厳しく行って長い時間がかかることがわかった。
・あまり関係ないと思っていた研究職にも改めて興味を持った。
・大学院に行って研究職を目指すことも将来の選択肢にしようと思った。


クミアイ化学工業株式会社 研究開発本部 生物科学研究所農薬研究センター 病害防除研究室
丸山 望氏


タキイ種苗株式会社 研究農場 病虫害研究グループ
研究員 加野 彰人 氏