2021.07.06
ランチを食べながら、人文学の世界に触れてみませんか~第12回文学部コモンズカフェをオンラインで開催~(歴史学科東洋史学専攻 冨谷 至 教授)【文学部】
2018年より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、最先端の研究内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しております。今年度は、オンラインで開催いたします。
第12回文学部コモンズカフェは、文学部歴史学科東洋史学専攻 冨谷 至 教授より、「中国3千年の味を求めて ―― 古代人はギョーザを食べていたのか」をオンラインにて開催いたします。
普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。ランチを食べながら、気軽にご参加ください(今回は、コロナ下のため、例年のような飲食物(サンドイッチ、ジュース)の配付はございません)。
日 時:2021年7月20日(火)12:35~13:05
講 師:歴史学科東洋史学専攻 冨谷 至 教授
テーマ:中国3千年の味を求めて ―― 古代人はギョーザを食べていたのか
対 象:どなたでもご参加いただけます。
内 容:
歴史研究で最も難しい、よく分からないのは、衣食住の研究です。
古代人はどのような家に住み、何を食べて、どんな服をきていたのか。日常の普通の生活実態は? それはあまりにも、当時ではあたりまえのことであったので、詳細な記録を残すことはしていません。政治、経済、法律にかんしてはある程度詳細な記述をする歴史史料も、衣食住を解説してはおらず、はっきり分かっている歴史研究者も、おそらくいないでしょう。
現在我々が食べている中華料理、酢豚、八宝菜、焼そば、炒飯、それらは三千年まえから存在していたのか、そのような料理がなかったとしたら、いつ頃から登場したのか。
かつて私は、試験で次のような問題を出題しました。
「ギョーザは、一説には諸葛孔明が発明したという。この説の真偽を論ぜよ」
いま、コモンズ・カフェで、この問題を改めて出題しましょう。
申し込み:7月19日(月)17時までに、以下より、お申し込みください。
参加方法:お時間になりましたら、以下より、ご参加ください。
https://us02web.zoom.us/j/89699213796?pwd=cFozNWJDcTlXQ3hjblF1OXRRM1RIUT09
※ 本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、

冨谷 至 教授