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2021.07.07

「京丹後三重・森本プロジェクト」 第1回フィールドワーク・ゲンゴロウ郷の米贈呈式【政策学部教務課】

2021年7月3日(土)に「政策実践・探究演習 京丹後三重・森本プロジェクト(谷垣岳人先生担当)」の政策学部生12名(2回生8名、3回生2名、4回生2名)と教員2名が、今年度初めての現地フィールドワークを梅雨の曇り空のもと、日帰りで実施しました。今回初めて地域を訪問した学生がほとんどで、地域のことを知ろうと積極的に動き、写真を撮っていました。

本プロジェクトは、「希少生物のゲンゴロウなど多くの生き物が棲息できるような農薬・化学肥料を抑えた良い環境で育てた米=『ゲンゴロウ郷の米』を地域ブランドとして確立する」ことを目標に、三重・森本プロジェクト里力再生協議会ほか地域団体、生産者団体とともに活動しています。



■地域を知る・ゲンゴロウ水田での生き物調査

当日は曇天でしたが、雨も降らずに実施することができました。集落・水田などをあるき、地域の様子を知り、ゲンゴロウ水田での生き物調査を行いました。地域を実際にあるきながら地域資源を知ることができるという有意義な機会であるとともに、プロジェクト学生同士もお互いのことを知る機会にもなりました。
受講生はまず森本アグリが管理する通称“ゲンゴロウ水田”と呼ばれる場所で、「ひよせ」と呼ばれる水田の淵につくられた水溜まり(ひよせ)で生物調査を実施し、希少種のマルガ
タゲンゴロウの他、多様な生き物を確認できました。梅雨の晴れ間の曇り空でしたが、学生と地域の思いが雨予報をはねかえしたのか、終日雨は降らずにフィールドワークを終えることができました。

今回も新型コロナ感染防止対策を十分おこない、残念ながら地域の方との協働活動はしない形での訪問となりましたが、現場を知ることは今後の活動に必ずプラスになると思います。




【学生の食支援に「ゲンゴロウ郷の米」を寄付いただく】

今年も京丹後森本アグリ株式会社様から本学の学生食支援に200kgの「ゲンゴロウ郷の米」(特別栽培米)を寄付いただきました。地域の方々はいつも学生たちのことを思ってくださり、本当にありがたいことです。京丹後森本アグリ株式会社様にて、学生への贈呈式を実施しました。



森本アグリの社長様から学生代表へ贈呈


今後は、次の収穫に向けて学生が地域と協議しながら「ゲンゴロウ米」の新しいパッケージデザインに取り組みます。地域の皆様、大宮市民局様、引き続きよろしくお願いいたします。


※本活動は、京丹後市夢まち創り大学事業、京都府人・まち・キャンパス連携支援事業等の支援を受けています。