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2021.07.14

「洲本プロジェクト」第1回フィールドワークを実施【政策学部教務課】

7月10日(土)に「政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)」(担当:石倉 研講師)の第1回フィールドワークを行い、学部生23名が参加しました。4月から6月は事前学習として、対面での講演会やオンラインで教室と現地をつなぐ「バーチャルフィールドワーク」を実施しました。洲本プロジェクトには8年間の蓄積があるので、まずは先輩の取り組みを学び、それから現地に向かいます。

2021年度は「千草竹原班」「塔下新池班」「竹ビジネス班」「連携づくり班」の4班に分かれて活動します。今年度初のフィールドワークではマイクロバス2台で市内を巡り、現地調査のあとに地域の方と話し合う時間を持ちました。

【1号車は千草竹原へ】
千草竹原班は、洲本市地域おこし協力隊員の小林 力さんと一緒に古民家の片づけを行いました。これから一年間かけて改修され、小林さん一家の住居兼宿泊施設に生まれ変わる予定です。蒸し暑い中、汗だくになって次々と荷物を運び出します。すっきり片付いて、リノベーションのスタートを切ることができました。


片付けビフォー


片付けアフター


片付けアフター

※当日の様子は、こちらでも紹介してます。
■バンカランカWebサイト
https://bankalanka.com/article/takehara-renovation02/

■淡路島千草竹原集落公式HP
https://tikusatakehara.com/info/blog/2021_0710_ryukoku_fw/

連携づくり班は、洲本プロジェクトOBや他大学とのつながり強化を図ります。深尾ゼミ卒業生で洲本市地域おこし協力隊員の谷口史朗さんが来年度に卒隊するため、起業を応援することが今年度のミッションです。千草竹原で原木シイタケの作業所を見学し、地域資源を活用した年間アクティビティの企画について話を伺いました。


【2号車は五色町と安乎町へ】
塔下新池班は、洲本市五色町鮎原塔下(あいはらとうげ)にある「塔下新池ため池ソーラー発電所」を見学したあと、池を管理する田主(たず)毛笠さんの案内で、圃場整備後の田畑を見て歩きました。この地区特有の粘土質で肥沃な土壌で栽培された「鮎原米(あいはらまい)」は、そのおいしさが魅力ですが、高齢化に伴い農業の担い手が不足していることが課題です。昨年度田主の皆さんに協力いただいたアンケート調査をもとに、農業収入と就農者の増加をめざして鮎原米のPRと販売を考えます。


竹ビジネス班は、安乎(あいが)町で竹林を見学したあと、今年度の取り組みの一つ、ゴトカン-ご当地缶詰の自動販売機を見にいきました。ゴトカンは、その土地でしか買えない限定品の缶詰で、洲本市にある株式会社アイナスが企画・運営しています。特産品販売や観光ルートの開拓をとおして、淡路島への地域貢献をめざしています。竹ビジネス班ではあわじ里山プロジェクトと一緒に、あわじ島ちくをPRするため、ゴトカンの企画にチャレンジします。




*政策学部ではPCR検査を導入しており、フィールドワーク参加者全員がPCR検査を実施し、陰性が確認された学生のみ参加しております。