2021.07.19
2021年度龍谷大学国文学会総会・研究発表会を開催【文学部】【文学研究科】
2021年度龍谷大学国文学会総会・研究発表会を、6月26日(土)14:00より、オンラインで開催いたしました。
本学会は、本学文学部日本語日本文学科に付置される学内学会です。また、本学会には学部生による「学生研究会」という組織も含まれています。
同日開催の総会では、大学院生はもちろん、学部生の代表者も年間活動計画、予決算等、学会運営に関する報告をいたしました。

研究発表会では、内田智子先生(本学・専任講師、日本語学コース担当)に、「近代の音声研究におけるローマ字と五十音図」と題してご発表いただき、幕末に流布した「ヘボン式ローマ字」による当時の音声研究や五十音図への影響についてお話しいただきました。
また、今年度の特別講演会は、従来とは異なり、大学院に進学を希望する学生や、少なくとも在学中くらいは専門的な研究活動に集中してみたいという学生を対象とする内容にしました。本学日本語日本文学科の卒業生、万波寿子先生(本学・非常勤講師)に、「研究への誘い―つながり広がる近世文学研究―」と題してご講演いただき、近世文学研究・書籍文化(書物文化)研究の最新の動向や、ご自身の研究活動についてお話しいただきました。
なお、万波先生のご講演は、オンデマンド形式で、本学日本語日本文学科の学生に公開されています。

万波寿子先生
国文学会では、初のオンライン開催でしたが、滞りなく終えることができました。ご協力、ご参加くださった皆さまに深く感謝申しあげます。
〈当日のスケジュール〉
・14:00~ 開会
・14:10~15:10 研究発表会:近代の音声研究におけるローマ字と五十音図(本学文学部専任講師 内田 智子氏)
・15:20~ 総会
・17:00 閉会
・特別講演会(※本年度は、オンデマンド形式で公開・学部生向けで配信)
「研究への誘い―つながり広がる近世文学研究」(本学非常勤講師 万波 寿子氏)
龍谷大学国文学会Webサイト
https://ryukoku-nichibun.hatenadiary.org/