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2021.07.20

~希望のつくりかた~ 東日本大震災から10年  東日本大震災から学ぶ

震災に学ぶ編&未来を紡ぐ編 2回の連続講座

 災害は誰にとっても「恐怖」です。できれば、考えたくないことかもしれません。しかし、自分自身にいつ降りかかって来てもおかしくないのが現実です。私たちに必要なのは、災害を無闇に怖がったり目をそらすことではなく、災害と向き合いつつ学ぶことではないかと思います。

 今回の講座では、「災害直後のこと」ばかりではなく「もう少し長いその後」に注目します。震災後、人々はどう希望をつくってきたのでしょうか。起こってしまった出来事に悲嘆するだけではなく、震災も包括して未来の希望をつくるために奔走してきた人たちに出会う講座です。希望をつくってきた講師との出会いを通して、「災害とは?」「まちづくりとは?」について一緒に考えましょう。


実施日時
1日目「震災を学ぶ編 ~震災を“学ぶ”ことは“生きる”を知ること」
2021年9月11日(土)12:40~15:30
 

2日目 「未来を紡ぐ編 ~雄勝町で生まれた新しい故郷のカタチ」
2021年9月17日(金)13:00~16:40
                                                                                                                                                                                              

実施形式:対面形式で実施予定・石巻市とはオンライン   

                  ★オンラインでの開催に変更になりました。                                

場所21号館402教室(深草キャンパス)
定員:20名 ※定員になり次第締め切り ← 定員に達しましたので締め切りました。
参加費:無料
参加資格:本学の学部生で、両日ともに参加出来る方 
      ※どうしても両日参加が無理な人は、センターまでご相談ください。

申し込みはコチラから


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希望のつくりかたチラシ

●スケジュール
★1日目(9/11)「震災を学ぶ編 ~震災を“学ぶ”ことは“生きる”を知ること~」
受付開始 12:20~、スタート 12:40~
1)趣旨説明・今までの龍谷大学の復興支援活動について
2)大川小学校とLive中継
 ①大川伝承の会の方に、大川小学校を案内していただく。
 ②質疑応答の時間
3)ふりかえり
 参加者間で、気づきや感想を共有する時間を作ります。 ※途中で休憩を挟みます。


★2日目(9/17)「未来を紡ぐ編 ~雄勝町で生まれた新しい故郷のカタチ」
受付開始 12:40~、スタート 13:00~
(1)花と緑の力で復興「雄勝ローズファクトリーガーデン」
  1)徳水利枝さんのお話
   ①震災前・震災直後の雄勝町
   ②雄勝ローズファクトリーガーデンについて
   ③質疑応答

(2)雄勝町で生まれた新しい取り組みについて
   1
)鈴木拓也さんのお話
     2)阿部久良さんのお話
     3)お二人への質疑応答

(3)ふりかえり    ※途中で休憩を挟みます。
 


●講師プロフィール
1日目(9/11)「震災を学ぶ編 ~震災を“学ぶ”ことは“生きる”を知ること~
鈴木典行(すずき・のりゆき)さん 大川伝承の会 共同代表
震災の時に小学校6年生の次女・真衣さんが大川小学校で犠牲となった。 震災後、遺族を中心にして立ち上げた「小さな命の意味を考える会」や大川小学校を学区としていた地域の方々と「大川伝承の会」を立ち上げ伝承活動に携わっている。 今年の6月19日(土)には、聖火ランナーとして真衣さんの名札を胸に走った。


 

★2日目(9/17)「未来を紡ぐ編 ~雄勝町で生まれた新しい故郷のカタチ」
徳水利枝さん(とくみず・りえ)さん 一般社団法人雄勝花物語 代表理事
宮城県石巻市雄勝町出身。雄勝町で個人塾を経営していたが、震災以降は、「花と緑の力で」を合言葉に復興プロジェクト「雄勝花物語」を立ち上げる。「人と繋がり希望を紡ぐ」をモットーに、地元住民や多くのボランティアとともに「雄勝ローズファクトリーガーデン」を運営。その様子は「奇跡のガーデン・雄勝花物語」として、NHK総合テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられるなど、多くのメディアから注目されている。「人と繋がり希望を紡ぐ」をモットーに、持続可能なまちづくり、地元での雇用創出を目指し、雄勝花物語は現在も進行中。


鈴木拓也さん(すずき・たくや)さん ウズマキ眼鏡珈琲店 店主
宮城県石巻市出身。震災直後はがれき処理の仕事に従事し、その後、雄勝地区復興応援隊に加入。雄勝町でコミュニティカフェの運営と地域情報誌の制作に携わる。復興応援隊の活動を通して雄勝が大好きになり、震災を風化させないためにも、このまちのことを伝える・話り合える場所をつくりたいと、2020年7月に雄勝観光物産交流館内に「ウズマキ眼鏡珈琲店」をスタート。店内は、地域の人が集まりやすい雰囲気を大切にし、ゆくゆくは地元産のものを増やして、店内を“雄勝のショールーム”化の計画も。若い世代を中心とし、地域のために活動する団体「雄和堂(ゆうわどう)」を立ち上げる準備をしている。


阿部久良さん(あべ・ひさよし)さん 雄勝町渚泊推進協議会 代表
宮城県石巻市雄勝町出身。地元でホタテ養殖業を営むも、震災で養殖業を廃業し、現在は一般社団法人Calm Styleや渚泊推進協議会の代表として、地域の活性化に力を注いでいる。同協議会は、雄勝観光物産交流館内に、雄勝の手作りグッズを販売するお店と雄勝の魅力の発信拠点として「渚泊Station」を開設した。また、雄勝町の旅行やレジャーに関する情報を発信するHPサイト「おがつたび」を開設。


 

今までの龍谷大学の東日本大震災に関する活動に興味がある方は、こちらをご覧ください。

その他にもこのようなものがあります。
・龍谷大学東日本大震災復興支援 ボランティア活動報告書(2011年~2020年)
・東日本大震災復興支援フォーラム あらためて震災を振り返り、その経験を「知恵」とする報告
・東日本大震災復興支援フォーラムの動画

・復興支援活動をまとめた動画【本編】
・復興支援活動をまとめた動画【番外編】