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2021.07.27

西本願寺書院「虎の間」障壁画はどう蘇ったかなど、文化財の保存修復に関する展示・ツアーを開催 親子で文化財保存修復を、見て、触って、楽しく学ぶ<8/3(火)~8/9(月・祝) 龍谷ミュージアムにて開催>

【本件のポイント】

  • 文化財の保存修復に関する顔料の科学分析に関する研究の成果展示やワークショップを龍谷大学 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)が龍谷ミュージアムで開催
  • 文化財の保存修復に関して広い年代の方に興味を持っていただくことがねらいで「実物を感じてもらうこと」「親子連れでもに気軽にお越しいただける」展示内容
  • 西本願寺書院「虎の間」の障壁画がどのように蘇ったのかの解説や実際の西本願寺での虎の間の拝観、文化財の修復に使われる日本画の絵具とは何か、日本画の原料や作り方を知る等、見て、触って、楽しく文化財保存修復を学べる機会に

 

【本件の概要】
 龍谷大学 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)では研究の一環として、先端理工学部・森 正和講師(古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター兼任研究員)による、文化財の保存修復に関する顔料の科学分析を進めてきました。
 この度、文化財の保存修復に関して、より広い年代の方に興味を持っていただく切っ掛けとするべく、龍谷ミュージアムにおいて、展示やワークショップを企画いたしました。現在の社会情勢に配慮しつつも、できるだけ「実物を感じてもらうこと」「親子連れでも気軽にお越しいただける」ような内容となっています。例えば、西本願寺書院「虎の間」の障壁画がどのように蘇ったのかのパネルや製作物を使った展示と解説、実際の西本願寺での虎の間の拝観、文化財の修復に使われる日本画の絵具の原料や作り方の体験、文化財修復の調査研究レポートなど、文化財修復を取り巻く環境について総合的に知ることができるこの機会に、ぜひご体験ください。

 

 

「文化財の保存修復に関する展示・ツアー」実施概要

【展覧会特設サイト】 https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2021/series_10/

1.開催期間・内容

 2021年8月3日(火)~8月9日(月・祝)

 ※3日(火)~6日(金)は展示のみ。解説やワークショップはこの期間はありません

 ※7日(土)~9日(月・祝)はワークショップ・「虎の間」拝観ツアー・展示解説を実施 (詳細は以下別紙参照、ワークショップ及び拝観ツアーは一般募集を締め切っており、取材のみ受付しております)

 

2.会場
 
龍谷大学 龍谷ミュージアム
 〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)

 

3.参加費
 無料(ただし、展覧会<シリーズ展10>をご覧になる場合は別途、入館料が必要)

 

4.企画・協力等

<企画>
 龍谷大学 龍谷ミュージアム
 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター兼任研究員 森 正和(先端理工学部)
<展示協力>
 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター兼任研究員 藤原 学、小川 圭二(先端理工学部)
 有限会社 川面美術研究所
<下絵・模写工程画>
 有限会社 川面美術研究所
<後援>
 龍谷大学理工学部同窓会
 下京区サポート事業「SHIMOGYO+GOOD」令和3年度採択事業

 

5.お問い合わせ
龍谷大学 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター
 cswbc2@ad.ryukoku.ac.jp 075-343-3458(土日祝を除く9:00-17:00)
龍谷大学 龍谷ミュージアム
 muse@ryukoku.ac.jp 075-351-2500(月を除く9:00-17:00)


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【別紙】イベント詳細