2021.07.29
コミュニティマネジメント実習「伏見まちづくり」プロジェクトで「坂本龍馬モザイクアート」を制作・展示
龍谷大学社会学部のコミュニティマネジメント実習(担当:坂本清彦特任准教授)「京都伏見まちづくりプロジェクトの一環で、京都市伏見区の竜馬通り商店街にて伏見にまつわる写真を集め、坂本龍馬のモザイクアートを作成し展示しました。
実習の一環で、受講生が伏見を学び、多くの方々に伏見とそこで実施している龍谷大学の実習を知っていただくため、伏見の写真を募集して坂本龍馬のモザイクアートを作成しました。
坂本龍馬のモザイクアートの制作にあたっては、実習生自らも伏見桃山の街を歩き魅力を見つけ写真に収めたものや、一般の方からもSNSを使って写真を募集し、合計約1100枚の伏見桃山にまつわる写真を集めました。
受講生たちは、SNSで一般の方から写真をどのようにして集めるのか、制作したモザイクアートのポスターを、ご協力いただく竜馬通り商店街で人々の目に止まりつつ安全に設置する方法などを一から考えアイデアを出しあい、この企画を形にしていきました。
また、モザイクアートを多くの人に「関わって」いただくため、作品を見て「いいね」と思った方にシールを貼っていただくことにしました。そこでも何か一工夫できないかと考え、シールをたくさん貼ってもらうことによって、坂本龍馬の家紋になっている「キキョウ」の花が完成するような仕組みを作りました。
受講生からは「写真を一般の方から募集することに対するリスクや本当に集まるかという不安も大きかったですが、一般の方々からの協力や実習生のチームワークによって、モザイクアートを無事完成させることができた」「写真を集める際に、まだまだ知らなかった伏見桃山の魅力を発見することができた」といった感想が出されました。
竜馬通り商店街にてモザイクアートの設置を終え、伏見桃山への愛に包まれたかっこいい坂本龍馬が浮かび上がりました。この龍馬は7月25日から8月9日まで展示を行っています。展示直後から、ご覧になった方の「すごい」との声も聞こえ、設置作業に関わった学生も喜んでいます。今後も、たくさんの方々に見ていただき、伏見桃山の魅力を知っていただければと考えています。
なお、坂本龍馬モザイクアートの制作にあたっては、竜馬通り商店街をはじめ、写真を提供していただいた一般の方々にも大変お世話になりました。ありがとうございました。
(受講生たちがこの記事の草稿を書いています。)
【関連リンク】
竜馬通り商店街(https://ryomadori.com/)