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2021.10.13

付属平安高校で入澤学長が建学の精神に触れる特別授業を実施【高大連携推進室】

入澤崇本学学長が10月12日、龍谷大学付属平安高校の講堂で建学の精神に触れる特別授業を行いました。本授業は本学と付属平安高校との高大連携プログラム「ライフプラン探究Ⅲ」の一環で、プログレスコース(龍谷大学コース)3年生約300人が話に聞き入りました。

「未来への扉 -仏教SDGsが切り拓く世界に向かって-」をテーマに授業を行った入澤学長は、冒頭でスウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさんの国連気候行動サミットでの怒りのスピーチに触れ、「同世代である皆さんにはぜひ社会に目を見開いてほしい」と話し出しました。

さらに、社会実践をめざす若者たちの事例として、本学で活動するボランティア・NPO活動センターの学生スタッフや障がいのある学生や引きこもり気味の学生を支援する「チーム・ノーマライゼーション」、本学の卒業生が障がい者の就労支援として起業した「革靴をはいた猫」等の活躍を紹介。「人の意識と行動が変わらない限り、SDGsの達成はあり得ない。他者との関係性に重きを置いてもらいたい」と語りかけました。

そして、仏教とSDGsの親和性に触れ、「つねにわが身を省みて、社会のために尽くすという『自省利他』の精神を大事にしてもらいたい。自分には何ができるのかを考えること、その考える力を高めるには読書が最適である」とし、若い世代に読んでもらいたい推薦図書15冊を紹介しました。

最後に入澤学長は「社会変革の担い手となるべく『未来への扉』を開くのは君たちである。龍谷大学はそんな君たちを待っている」とのメッセージで締めくくりました。

推薦入学試験は11月14日、体調を整えて臨んでいただきたいです。


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入澤学長が推薦する若い世代に読んでもらいたい図書15冊の一覧


付属平安高校で社会に目を向けることの重要性を語る入澤学長


入澤学長の話に聞き入る付属平安高校3年生