2021.10.06
農学部インターンシップ報告会を開催
2021年10月6日(水)、農学部の専攻科目である「農学部インターンシップ」の報告会を開催しました。
農学部では、「食」や「農」に関わる実際の現場に触れることにより、実社会において直面する現実的な課題に気付くとともに、 自ら学ぶ学問と現実問題に関連を感じ、学修意欲の向上を目指す機会として、「農学部インターンシップ」を開講しています。本授業は、2年次生以上が対象の科目で、自らのキャリアについて考える機会となり、今後の就職活動の参考になります。
新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は実習期間途中でプログラムの中止が決まったため、履修登録者38名のうち実際に実習に行くことができたのは8名でした。
報告会は、例年実習先の企業・団体の方々をお招きしておりますが、今回はオンラインで実習先ご担当者様にご覧いただきました。初めての試みでしたが、通常はお越しいただくことがかなわない遠方の実習先の方にもご出席いただくことができました。
学生たちは、事後学習で、実習を通して学んだことを整理し、発表資料にまとめて報告会に臨みました。自分で決めていた目標を達成できたかどうか、農業生産者の誇りを感じた・働き方への考え方が変わった、など実習先の方とのかかわりの中で感じ取ったことや、過疎や里山の獣害など農業をとりまく課題について発表しました。
全員の発表の後、ご出席の実習先の方から質問やコメントをいただきました。暑い中一生懸命取り組んでがんばっていたというお褒めの言葉や、若い人が来てくれて周囲にも良い影響があった、など、このプログラムを有意義に感じてくださっているご意見もありました。
お世話になった担当者の方と再会し、画面の向こうからあたたかいお言葉をかけていただき、学生の皆さんもうれしかったことと思います。


