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2021.10.25

ー地球温暖化と農業・農村活性化に取り組む農家を政策学部学生が支援ークラウドファンディングで もみ殻炭化機を購入して地球をクールに、農村をハッピーに!

龍谷大学政策学部「政策実践・探究演習(国内)」の「亀岡プロジェクト」(担当教員:大石尚子)では、二酸化炭素削減等による環境保全農業産品・製品の生産及び販売を通じた、安心・安全な地域産品ブランド育成および農地環境の保全並びに地球温暖化の抑制を手掛ける、亀岡クルベジファーマーズ(会長:井上保治氏)と協働で環境貢献農産物の普及拡大に取り組んでいます。
2021年10月25日(月)〜2021年11月30日にかけて、亀岡クルベジファーマーズがクラウドファンディング「もみ殻炭化機を購入して地球をクールに、農村をハッピーに!」実施するにあたり、その広報に協力しています。
今後、学生による様々な情報発信を行っていきますので、多くの皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。

■キャンペーン期間:2021年10月25日(月)〜2021年11月30日

■キャンペーンページ:https://camp-fire.jp/projects/view/458030

【亀岡クルベジファーマーズについて】
設立日 2019年3月12日
場所 621-0007 京都府亀岡市河原林町河原尻中垣内6番地
メールアドレス info@kameokacoolvege.earth
電話 090-2118-2039
会長 井上保治
会員数 4農家
URL https://kameokacoolvege.earth/
事業内容:二酸化炭素削減等による環境保全農業産品・製品の生産及び販売を通じた、安心・安全な地域産品ブランド育成および農地環境の保全並びに地球温暖化の抑制。

【クルベジ®とカーボンマイナスプロジェクトとは】
亀岡市は2008年から「亀岡カーボンマイナスプロジェクト(亀岡CMP)」に取り組んでいます。このプロジェクトは大学、地元農家、小学校・高校等が協働で、亀岡の農業を元気にしつつ、CO2を削減して地球温暖化防止を目指す活動です。2008年から放置竹林から造った竹炭を堆肥に混ぜ農地に散布する「炭素隔離農法」の実証実験、その圃場(ほじょう、田畑の意)で栽培された野菜を「クールベジタブル(クルベジ®)」と認定し、6次産業化も含むブランド戦略、クルベジ®を使った食育・環境教育、クルベジ®認証システム構築、生産・流通の拡大、クールライスを使った日本酒オーナー制度、ソーラーシェアリングを使った実証実験、小学校・高校での食農教育などへ、活動は広がりを見せています。

【政策実践・探究演習(国内)とは】
龍谷大学政策学部の専門科目「政策実践・探究演習(国内)」では、5プロジェクト(話し合い・熟議が拓く市民協働のまちづくり・洲本、京丹後、亀岡、伏見深草)を開設し、専門知識・理論の他、プロジェクト現場での体験をベースにより深く実践・探究(アクティブ・ラーニング)をすすめています。地域での実践を通じた学生の学びの目標は、①地域社会の課題解決の現場において、自分の役割を見つける、②気候変動の緩和などグローバルな課題と地域活性化などのローカルな課題の両面(グローカルな課題)の解決に資する企画を考えること、③プロジェクトの成果や課題を社会に発信すること、④明確な将来像を描き、継続的な地域との連携の仕組みを構築すること、です。

【亀岡プロジェクトとは】
亀岡プロジェクトは本科目の中に2017年度から開講されました。
本プロジェクト独自の目標は、市民協働・多世代交流を通した「カーボン・マイナス」の普及、定着のための社会モデルを、実践を通して提案することです。2019度から、クルベジ®を使い、幅広い層に訴求できる商品開発に、クルベジ®生産農家と共同で取り組んでいます。2020年度からは、農家だけでなくその地域の活性化も視野に入れました。2021年度は「多世代協働による循環型農業と持続可能な農村づくり」をテーマに、日本の農山村の課題解決の基盤となる様々なつながりの再生、創造に取り組んでいます。