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2021.10.29

地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)とLAB応用化学大学(フィンランド)が共同出版

地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)とLAB応用化学大学が共同で書籍を出版したことを記念し、学長を表敬訪問し書籍を贈呈しました。

書籍名は” Japanese and Finnish Development of Wellbeing and Clean Environment – practices in Kyoto prefecture and Päijät-Häme region” <LAB応用化学大学出版社>です。
本書籍は、イントロダクションと6章から構成されており、環境問題、クリーンエネルギー、脱炭素社会、市民参加、持続可能性等をめぐって、フィンランド(ラハティ)と日本(京都)の取り組みを紹介しています。

LAB応用化学大学はフィンランドのラハティ市にあります。ラハティ市は、首都ヘルシンキから北へ100キロメートル離れたところに位置し、人口約12万人、フィンランドで8番目の都市です。豊かな緑に囲まれ、環境に配慮した開発によって、環境にやさしい都市として国際的にも認知されています。European Green Capital 2021*にも選ばれている都市です。
*欧州グリーン首都賞 は、欧州連合 (EU)の 欧州委員会 環境局が主催している 環境分野の自治体賞 。

LAB応用化学大学とLORCは、地域における持続可能性(とりわけ環境に着目)をテーマに、2018年度から研究交流を開始しました。LORCとの研究交流がきっかけとなり、龍谷大学とLAB応用化学大学(2018年度は究明のラハティ応用化学大学)は、2018年度に一般協定を締結し、2020年度からはLAB応用化学大学が加盟するエラスムスジョイントマスタープログラムにおいて、龍谷大学がアカデミックパートナーとして参加しています。

LAB応用化学大学メンバーを含むラハティ市からの使節団は、2018年、2019年秋に2度、龍谷大学を訪れ、何れの訪問時にも入澤学長と面談する機会を得ました。訪問時には、LORCと共同ワークショップを開催したり、LORCがコーディネーターとして京都府や京都市等への訪問に同行しています。

今回の書籍出版を記念して、10月17日(日)には、国際シンポジウム”Finish-Japanese Cooperation: Regional Development and Circular Economy (フィンランド・日本間の連携―地域活性化と循環型経済)」をフィンランド大使館内メッツァ・パビリオン( 〒106-8561 東京都港区南麻布3-5-39)においてハイフレックスで開催しました。(フィンランドからはオンラインで参加)


※写真撮影時のみマスクを外しております