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2021.10.30

政策学部・政策学研究科創設10周年記念式典・シンポジウムを開催【政策学部】

政策学部、政策学研究科は2011年に開設し、2020年に創設10周年を迎え、この約10年間地域の皆さまと共に学び、共に考えて方策を考える実践型教育を一つの特徴として取り組んで参りました。日頃お世話になった方への感謝の意も込めて、「政策学部創設10周年記念式典・シンポジウム」を2021年10月30日(土)に開催しました。本来であれば、政策学部の拠点である深草キャンパスにおいて対面で開催を予定しておりましたが、コロナ禍の影響もありオンラインにて開催いたしました。

冒頭今里学部長より、政策学部、政策学研究科の目標・理念、そしてこれからの10年に向けての挨拶があり、その後入澤学長より次のとおり挨拶がありました。
「現在龍谷大学が掲げている“仏教SDGs”。このことを思い立った理由の一つが政策学部卒業生の活躍である。多くの学生が社会課題解決のために起業し活動している。そのことが仏教とSDGsとを結び付けるヒントとなった。仏教の精神とは関係性の哲学である。政策学部、政策学研究科がこれまで、地域社会と共に、学問の発展と人材育成に尽力してくれたことは大学の大切な伝統である。」

その後、政策学部の教育に日ごろからご協力いただいている関係者の方々を代表し、政策学部、政策学研究科OBで、伏見いきいき市民活動センター長の三木様に白石副学長より感謝状が贈られ、三木様よりご挨拶いただきました。

その後、政策学部、政策学研究科の卒業生が登壇し近況を報告し、パネルディスカッションをおこないました。福知山市役所に勤める、倉さん(政策学部3期生)からは次のような話がありました。
「政策学部では本当に多くの活動に関わってきた。政策学部での活動が大学の全てだった。その中でも特にゼミ活動が印象的だった。多くのことに取り組んできたので、全てが中途半端だったのではないか…と思うこともあったが、市役所で働く中で過去に関わった人と繋がることが多く、自分自身の、やってみよう!という想いを皆と共感することができている。地域に飛び込むことで課題に対する感性と当事者意識を養うことができている。」

パネルディスカッションでは奥野教授を交え、どのような思いで政策学部に入学したのか、そしてその思いをどのように抱えて活動し、どのような成果を生み出してきて今に繋がっているのか、これから社会課題にどのように立ち向かっていくのか、という内容について議論されました。

その後、創設10周年記念ソング「ツナガル」を制作した「宇宙団」による生演奏がおこなわれ、美しさと力強さを兼ね備えた歌声とそれを支える迫力ある演奏に関係者の心が一つになりました。

最後に、中森政策学研究科長より閉式の言葉が送られ閉式となりました。

これまで政策学部、政策学研究科の教育、活動にご支援いただいた方々、そして本式典にご協力いただいた方々、本当にありがとうございます。これからも地域の方々と共に学び成長し、龍谷大学政策学部、政策学研究科らしい活動に尽力して参ります。