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2021.11.11

「あつまれ!みんなで作る絵本館」のイベントをおこないました【社会共生実習】

 「社会共生実習(地域エンパワねっと・大津中央)」(担当教員:社会学科 脇田健一)では11月6日(土)と7日(日)に大津の「まち家オフィス結(ゆい)」にて、受講生たちによるイベント「あつまれ!みんなで作る絵本館」をおこないました。


まち家オフィス結


 この企画は昨年度の受講生から引き継いだもので、中央学区自治連合会、中央学区子ども育成連絡協議会、大津市役所都市魅力づくり推進課の方々のご提案や大津市立図書館のご協力をもとに「地域の人と人が繋がるきっかけになる場所づくり」を目指して、子どもたちが絵本を自由に読める場づくりに取り組んできました。


準備をする受講生たち


 今回この「絵本館」を実施するにあたり、読まなくなった絵本を提供していただけないか地域の幼稚園や小学校をはじめ多くの方に呼びかけたところ、378冊もの本が集まりました。


多くの親子が来てくれました


受講生が作った絵本のポップ


 これらの絵本は「まち家オフィス結」に置かせていただき、よみきかせやしおり作り、ペン立て作りなどのプログラムを企画し、ちらしを配布しながら呼び込みをおこなったところ、多くの親子連れが来てくださいました。

「買い物から帰宅途中に声をかけられ、子どもが行きたいと言ったので来てみた」という方や、お友達と一緒に来てくださった方、一度は車で通り過ぎたけど、気になって戻ってきたという方々など、たくさんの方にお越しいただくことができました。


大きな本に興味津々!


みんなでしおり作りにもチャレンジ!


 まだ1歳前の赤ちゃんはお母さんと一緒にお気に入りの本を読んだり、幼稚園生くらいの子どもたちは、受講生のよみきかせに耳を傾けたり、小学生は好きなシールなどを使ってしおりを作ったりと、終始とても和やかな雰囲気でした。


思い思いのしおりを作りました


受講生によるよみきかせ


 同じくらいの年齢のお子さんをお持ちのお母さんたちが初対面にもかかわらず、絵本1冊で共通の話題ができ、楽しそうにお話されている姿からこの企画の目指していたことが少し実現できたように思いました。

中には、2度も足を運んでくださる方もいて地域の方々に喜んでもらえるイベントとなったように思います。
受講生たちからは「これだけ多くの方に来てもらえるとは思っていなかったのでとても嬉しい」と喜びの声を聞くことができました。

また12月にも同じイベントを実施予定ですので、受講生たちは引き続き準備を進めていきます。



社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。