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2021.11.12

農業技術振興センター花・果樹研究部(栗東市)にて農学部 尾形教授による『次世代農業・スマート農業』についての「農学研究会」を開催

2021年11月11日(水)、農業技術振興センター花・果樹研究部(滋賀県栗東市)にて、「農学研究会」を開催しました。

農学部は滋賀県との包括連携協定の締結をきっかけに、県の農業技術振興センターや普及員の方々との交流を行っています。

2021年度は、農学部資源生物科学科の尾形凡生教授から「ユズの適正な着果数管理のための画像解析技術の応用」及び「園芸分野へのス
マート農業的技術導入」について、過去の研究成果をもとにICTを活用した次世代の農業の可能性を中心に話題提供し、若い世代の就農や
人材育成について意見交換を行いました。

また、センターが管理している果樹園(梨)を見学させて頂き、梨の栽培方法や剪定方法についてご説明頂きました。

意見交換会では、路地・山間地と比較した果樹栽培の他、学生からは県職員(農業職)の業務に関する質問があり、
国家技術職と地方技術職での携わる業務の違いや自身の専門分野以外の業務に携わった際の苦労についてもお話を伺うことが出来ました。

今後も、農学研究会での取り組みを通じて、滋賀県との連携を強化し、共同研究の実施や滋賀県の農業を支える人材育成へとつなげていきたいと思います。