2021.12.13
【報告】第11回矯正・保護ネットワーク講演会の開催について
12月11日、龍谷大学矯正・保護総合センター主催の第11回矯正・保護ネットワーク講演会を龍谷大学響都ホール校友会館(京都市南区)において開催しました。
この講演会は、センターの社会貢献活動の一環として、2011年度から実施しているもので、矯正・保護の実務家や関係する行政機関、民間団体、企業家、専門職の方、地域の方など、矯正・保護の問題に関心を寄せる人々に対して、それぞれの思索と相互理解を深めるため、議論・研修の場を提供することを目的としています。
今年度は、現在も薬物依存の過去を語り続け、依存症問題の啓発活動に積極的に取り組む俳優の高知東生氏と、高知氏の回復過程をつぶさに見てきた公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏をお招きし、以下のとおり講演会を開催しました。当日は150名を超える方が参加し、用意していた席は満席になりました。
講演会は盛況で、参加された多くの方から「講演の内容がとても分かりやすく、良かった」とお褒めのお言葉をいただきました。今回の講演会の内容につきましては、2022年9月発行予定の「龍谷大学矯正・保護総合センター通信第15号」に掲載する予定です。今年度も新型コロナウイルス感染症予防対策のため、募集人数を通常の半分に設定させていただきました。会場にお越しになれなかった方は先のセンター通信をご覧いただければ幸いです。(センター通信の送付をご希望の方は、センターHPからお申込みください)
<当日の内容>
総合司会
井上善幸(龍谷大学矯正・保護課程委員会委員長/同法学部教授)
13:30 開演
挨拶・趣旨説明・登壇者紹介
浜井浩一(龍谷大学矯正・保護総合センター長/同法学部教授)
13:40 講演
<講演者>
高知東生氏(俳優)
<演 題>
「生き直す~薬物依存症からの回復~」
14:25 対談
<登壇者>
高知東生氏(俳優)×田中紀子氏(公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表)
15:00 閉会