2021.11.16
REC設立30周年記念シンポジウム『持続可能な社会創造のために大学ができること~仏教SDGs~』をライブ配信【REC】
2021年11月7日(日) REC設立30周年記念シンポジウム『持続可能な社会創造のために大学ができること~仏教SDGs~』をライブ配信しました。
シンポジウムには約230名がオンライン参加し、環境省の中井事務次官、本学の入澤学長、木村RECセンター長による講演、更に三日月滋賀県知事、佐藤大津市長が加わり「仏教SDGs×三方良し ~地域と大学が持続的に成長するために~ 」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
また、本学発の社会課題解決型ベンチャーとして社会からの注目が高い「㈱RE-SOCIAL(ジビエ肉狩猟・加工・販売)」「㈱革靴をはいた猫(靴磨き・靴修理)」の代表者による事例報告も実施しました。
中井環境事務次官は脱炭素などの実現に向けた環境省の取組を紹介され、入澤学長が環境と仏教の係わりを解説されました。
パネルディスカッションでは、地球温暖化やコロナ禍を踏まえ、地域と大学の連携の在り方などについて意見を交わされましたが、中井事務次官は「科学技術は発達したが、地球環境は限界になりつつある。ここ10年ほどの取組が大事で学生らから幅広い知恵を集めることが必要」と述べられました。また三日月知事は「琵琶湖版SDGs「マザーレイクゴールズ(MLGs)」を作り、清らかな水を取り戻そうとするなど新たな目標と行動を掲げているが、龍谷大学のみなさんと一緒に取り組めるテーマである」、佐藤市長は「「まごころ~Magokoro~」ある市民の育成は学内だけではなく、地域社会でも取り組む必要がある」と述べられました。 今回のシンポジウムは、中井事務次官、三日月滋賀県知事、佐藤大津市長が龍谷大学瀬田キャンパスに一堂に会し、持続可能な社会実現のために大学と社会のありかたを考える機会となりました。