2021.11.19
イタリア農村の社会変革を担う若者グループの経験から学び、日本の農業者が交流するワークショップ 「持続可能な農業と農村コミュニティを考える」を開催 < 11/22(月)18時30分~ 亀岡市役所地下「開かれたアトリエ」にて開催 >
【本件のポイント】
・イタリアで農業・農村の新たな価値を生み出そうと活動している若者グループ「Va’zapp」との国内初となる協働
・SDGs未来都市である京都府亀岡市における、社会課題解決のための「つながり」構築を目指す取り組み
・農業者、公務員、研究者、地域住民、学生など、多様な主体が国を超えて交流、学び合う場の創出
【本件の概要】
龍谷大学政策学部のPBL科目「政策実践・探究演習(国内)」の「亀岡プロジェクト」(担当教員:大石尚子)では、亀岡クルベジファーマーズと協働で、環境貢献農産物の普及拡大に取り組んでいます。
今般、イタリアで農業・農村の新たな価値を生み出そうと活動している若者グループ「Va’zapp」(ヴァッザップ)の協力のもと、イタリアの先駆的取り組みに学ぶとともに「ファーマーズ・ディナー(イタリア語でContadinner)」の手法を用い、ワークショップを行います。「ファーマーズ・ディナー」とは、農村で、農家の家や集会場を会場として地元農家の方々に集まってもらい、夕食会とあわせてワークショップを行うというものです。
当日はWEB会議システムでイタリアと繋ぎ、実際に参加者がファーマーズ・ディナーワークショップを行います。
今般のコロナ禍の影響によるリモートワークやワーケーションの普及などにより、若年層を中心に地方へ移住する人が増加しています。かつては農業者がそのほとんどを担ってきた農村の維持保全ですが、まさに今、新たな農村コミュニティを形成し様々な課題解決を図っていく必要があります。このワークショップを通じて、農業者、公務員、研究者、地域住民、学生など多様な人材が交流することで、新たな関係性を創出し、農村社会の変革への基盤づくりを目指します。
1.イベント名 「持続可能な農業と農村コミュニティを考える〜日伊の経験を通じて」
2.日 時 2021年11月22日(月)18時30分〜20時50分
3.場 所 亀岡市役所地下「開かれたアトリエ」(京都府亀岡市安町野々神8)
4.共 催 龍谷大学、亀岡市、フォッジャ大学(イタリア)、Va'zapp(イタリア)
5.プログラム ※各セッションの時間等、詳細は別添チラシ参照
【講演】イタリア南部・プーリア州からの報告―イタリア農業・農村の問題
【講演】南イタリア初の田舎ハブ・ヴァッザップの取り組みとコンタディナー(農家夕食会)
【ビデオ上映】イタリア農業者の紹介とビデオメッセージ
【説明】ファーマーズ・ディナーについての説明及びインタビュー項目の発表
大石尚子(龍谷大学政策学部准教授)
【ワークショップ】ペアでお互いにインタビュー、インタビュー内容の紹介、等
問い合わせ先:大石尚子(龍谷大学政策学部准教授)
Mail nao-ooishi@policy.ryukoku.ac.jp