2021.11.19
龍谷大学大学院 実践真宗学研究科 公開シンポジウム 宗教的情操の涵養 ~子どもへの宗教的情操教育~ ≪2021年12月9日(木)13:30~16:45 Youtubeにてライブ配信≫
【本件のポイント】
- 実践真宗学研究科が毎年開催している公開シンポジウム。今年度のテーマは、「宗教的情操の涵養」
- 学童期の情操の涵養に焦点を当て、学童保育や宗教教育の有識者から提言。大学院生の宗教教育や寺院における子どもへの伝道などの実習についても発表。
- 人々の苦悩や悲嘆に向き合い実践する宗教者を養成する大学院として、本シンポジウムを契機に、宗教的情操の涵養について議論を深める機会に
【本件の概要】
実践真宗学研究科では、理論研究と実践活動を通じて、社会に貢献できる宗教者の養成を目指しています。宗教的実践分野において、宗教教育は大きな研究テーマの一つです。宗教教育のなかでも宗教的情操の涵養は、一人一人の人格形成に大きく関わることであり、仏教・浄土真宗の伝道においても大きく影響しています。今回、公開シンポジウムのテーマに「宗教的情操の涵養」を取り上げます。
宗教的情操は、生涯にわたって涵養されますが、特に小学校に通う学童期の情操の涵養が、その後の人格形成に大きく寄与すると思われます。
宗門関係学校などの教育においては、子どもたちの宗教的情操が豊かになるように、さまざまな取り組みがなされています。また、寺院においても、日曜学校や子ども会活動などの活動を通して、学童期の子どもの宗教的情操の涵養に取り組まれています。
この度のシンポジウムでは教育に関する有識者をお招きし、さらに大学院生の実習についての発表を通して、宗教的情操の重要性とその涵養の方途を深く考えてみたいと思います。
1.日時 2021(令和3)年 12月 9日(木) 13:30~16:45
2.方法 Youtubeによるライブ配信(https://youtu.be/aTLsuY-PWyM)※事前申込不要
3.内容
開 会 那須 英勝(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長)
<第1部 提言>
提言1 「子どもの昔・今・そして未来―「情操」を育てる視点からー」
松浦 善満氏(大阪千代田短期大学 学長)
提言2 「めぐまれた教育の場」
塚田 博教氏(京都女子大学付属小学校 非常勤講師)
<第2部 ディスカッション>
発表1 「宗教教育関連 実習計画の展望」
長谷川 憲寿(実践真宗学研究科2年次生)
発表2 「「-カルタ遊びで浄土真宗の教えの理解と記憶を-」実習を通して」
小西 益子(実践真宗学研究科3年次生)
<質疑応答・コメント・ディスカッション・レスポンス>
提言者 松浦 善満氏、塚田 博教氏
登壇者 森田 眞円(龍谷大学文学部教授)
コーディネータ 葛野 洋明(龍谷大学文学部教授)
閉 会 杉岡 孝紀(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長補佐)
問い合わせ先:龍谷大学大学院実践真宗学研究科 合同研究室 TEL:075-366-0621