2017.09.22
9/21 龍谷大学・NPO法人日本料理アカデミーシンポジウム ―日本料理の不易流行―を開催しました
2017年9月21日(木)、龍谷大学は、国際文化会館(東京都港区六本木)にて「龍谷大学・NPO法人日本料理アカデミーシンポジウム ー日本料理の不易流行ー」を開催いたしました。本学では、食の嗜好に関する研究成果を社会へ還元することを目的に、2015年度から毎年、京都でシンポジウムを開催してきておりましたが、このたび関係者の多大な協力の下、初めて東京で開催することが出来ました。
本学での食の嗜好に関する研究は、2015年4月に「食と農の総合研究所」の付属研究センターとして「食の嗜好研究センター」を設立したことで本格化しました。食の嗜好性(おいしさ)を科学的に説明することを目的とし、龍谷大学所属研究者と様々な組織に所属する客員研究員が協力して、研究活動をおこなっており、また、2016年9月には、龍谷大学とNPO法人日本料理アカデミー、日本料理ラボラトリー研究会の三者で包括連携協定を締結し、日本料理の伝統的な技術に関する研究を推進しています。
当日は、約150名の参加者がいらっしゃる中、第1部として「研究者VS.料理人」というテーマで、お互い違う立場からの料理に対しての議論をぶつけ合いました。また、第2部では「 日本料理の国境と守るべき心」をテーマに10人の料理人があらたに試みて作った料理について、プレゼンテーションを行いました。
料理人たちの創意工夫、どんなこ事を考えながら作っているのかなど、普段ではなかなか聞く事のできない内容を伺うことができました。
第3部では、今回プレゼンテーションを行った料理の試食会が行われました。料理人たちの様々な創意工夫による料理を試食した方々は、舌鼓を打っていました。




