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2021.12.01

龍大駅マルシェ@龍谷大学前深草を開催 【政策学部】

2021年11月24日(水)、京阪の龍谷大前深草駅前にて、政策実践・探究演習(国内)の3プロジェクトと只友ゼミが授業横断型の取組として、各地域の食材を販売しました。本科目では5つのプロジェクトが活動を展開中ですが、今回のマルシェは農業と関わりの深い京丹後、亀岡、洲本の3プロジェクトが、各地域の逸品を大学近隣の方々、教職員、学生、駅を利用する方々に向けてPRする目的で企画しました。学生の実行委員会で話し合いながら準備を進め、京阪ホールディングス株式会社とのコーディネートは深草地域で活動している只友ゼミが担当しました。活動紹介パネルの展示、紹介チラシ作成等も含め、実行委員を中心に多くのプロジェクト生が関わる取組となりました。


龍大駅マルシェの様子(京阪龍谷大学前深草駅の入口付近)


取組や商品の説明と併せて販売

通常は各プロジェクトの食材を活動する地域、または学内限定で販売していますが、今回は政策学部10周年記念イベントの一環という意味もあり、初めて合同の取組として駅前での販売を試みました。平日昼間の時間帯で、晴天にも恵まれ、多くの皆様が立ち寄ってくださり、3地域のお米(京丹後「ゲンゴロウ郷の米」、亀岡「クールライス」、洲本「塔下米」)食べ比べセット(限定25袋)は午前中に売り切れ、その他の商品も終了予定の1時間前にはすべて完売することができました。


食べ比べセット(ゲンゴロウ郷の米、クールライス、塔下米)

京丹後プロジェクトは、「ゲンゴロウ郷の米」の地域ブランド化に向けた取り組みを展開中です。10月に新米の学内受注販売を終えており、今回は手に取っていただきやすい2合パックの試行販売をおこなうとともに、パッケージデザインのリニューアルに向けた取組の一環として、お客様に3つのデザイン案から選択いただく調査も実施しました。


京丹後プロジェクトのパッケージデザイン調査

亀岡プロジェクトは、炭素貯留農法で栽培した「クルベジ®」を使って学生と農家が協同で開発したパウンドケーキ「クールなおさつパウンド」のほか、今年度から始動し、学生が地域の課題把握のためにIUターン者へのインタビュー調査などに取り組む南丹市日吉地区農家の京丹波米コシヒカリ玄米、Iターン者で日吉地区の活性化に取り組む吉田辰男さんの自家焙煎コーヒー豆、地元産素材を使ったジャムを出品しました。


亀岡プロジェクトの商品の一部

洲本プロジェクトは、塔下米(とうげまい)、あわじ島ちく、あわじ島ちくアレンジレシピ集を入れた「洲本セット」と、塔下米2キロ・5キロを販売しました。洲本市五色町鮎原塔下で栽培された鮎原米に、今回は塔下米という名前をつけました。あわじ島ちくは「食べる竹林対策」をテーマにした取り組みで、あわじ島ちくを使った13種のメニューを学生が開発して、レシピ集を発行しました。


あわじ島ちく


塔下米(洲本市五色町鮎原塔下で栽培された鮎原米)

本イベントは、京阪ホールディングス株式会社をはじめ地元関係者の皆様の多大なるご協力があり、無事に終了できました。本取組に関わってくだった全ての皆様に厚く御礼申し上げます。